バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「ToyCod TaraS トイコッド タラS 2代目」
(投稿日:2025/12/19)
ラブグッズブランドを、それなりの数見てきたと思っています。長くつづく老舗もある一方で、新しいブランドができて「いいじゃーん!」と思っても、いつの間にか見なくなる……ということもめずらしくない。ラブグッズのブランドを維持するって、簡単ではないのだろうと思わされます。
そのうえで言えるのは、ブランドに勢いがあるとき、リリースされる商品はだいたいよくできている! ということです。
今日紹介する「Toycod」も、いま勢いがありますね、新商品を出すペースが早い。そのなかでも最近特に注目されているのは、「TARA S 2代目」で間違いないでしょう。
「ToyCod TaraS トイコッド タラS 2代目」を試します
| 本体サイズ | 縦88mm、横148mm、奥行き45mm、重量165g |
|---|---|
| 動力 | USB充電式 |
| 機能 | 振動10パターン、吸引8パターン、叩き1パターン/強弱5段階、加熱、遠隔、防水(IPX7) |
| 素材・成分 | シリコン、ABS |
| 付属品 | 充電用USBケーブル(Type A)、取扱説明書、専用収納袋、アプリDLコード |
第一印象だと、それほど特徴がないように見えます。挿入部+吸引部からなる「ハイブリッド型」は、いまや主流となっていますからね。
深い青色はシックな印象で落ち着きがあり、ブランドのフラッグシップモデルらしい、静かな風格を感じます。
ちょっと目を引く特徴というと、挿入部にあるこのふくらみでしょうか。バイブ通の人は、すぐにわかるでしょう。最近、増えている「タッピング機能」が搭載されているのです。
タッピングは、「軽く叩く」という意味ですが、私もお気に入りのグッズがたくさんあります。クリトリス刺激に使われることが多いですよね。トトトトッという軽快なリズムでの刺激は、もしかすると振動よりもとっつきやすいかも。グッズビギナー女子で、「振動のビリビリしびれる感じ※が苦手」という人には、じゃあタッピングを試してみて!と言いたいです。
※振動が粗いのが原因だとも考えられるので、細やかなバイブレーションのグッズに切り替えることも、同時に提案したいです。
Toycodといえば、「吸うやつ」と名づけた吸引グッズを発売し、日本での吸引系浸透に一役買ったブランド、と私は認識しています。公式サイトを見ても、吸引グッズが多いですよね。
「二奈美」や「食人花」のような、意表をつくアイテムも世に送り出しています。企画をするなかに、アイデアマンがいるのでしょうか。
ただしTARAは、ひとひねりのある吸引ではありません。定番中の定番な吸引口とお見受けしました。
真横から見るとこんな感じ。挿入部は約14.5cmと長めですが、完全に根本まで挿れなくても吸引口がクリトリスに到達します。吸引部がわずかに下を向いているようなこの角度、計算されてのものなのでしょう。
パッケージに商品の特徴を列挙するのが、、Toycodスタイル。なるほど、加熱機能もあるのね。それはたいへん、私好みです。
この充電のマグネット、ほかのブランドではあまり見ないタイプですね。フル充電までに2時間かかるので、今日は使うぞー、というときは早めに準備しておきましょう。
「ToyCod TaraS トイコッド タラS 2代目」を試しました
予想外の出来事に出会ったとき、人は誰しも混乱します。
「TARA S 2代目」が私にもたらしたのは、まさに混乱でした。「え、いま何が起こった?」「私……どうしよう!」という感じです。
順を追って話しますね。
まず、私は温感機能は必須で使いたい。あたたかいのはそれだけで気持ちいいものですが、特に挿入部に太さがある場合、ぬくもりで気持ちがほぐれ、力が抜け、奥まで届けやすくなります。根本までとは言わずとも、クリに吸引口をフィットさせるためには、ある程度は長さを飲み込んでおく必要があります。
みなさんなら、吸引、振動、タッピングのどの順で試しますか? あ、聞き方がおかしかったですね。順番じゃなくてもいいわけです。私みたいに、3つほぼ同時にオンにしたって、いいんですから。
ということで、上2つのボタンを押したところ……。
腟内に電流が走りました! もちろん比喩です。が、そうとしか表現できないような衝撃に見舞われたのです。
「ああ、これはイッてしまう刺激だ」っていうのは、自分でもわかりますよね。その刺激をつづけられたら、あとはオーガズムまっしぐら。自分の意志で止めることも、引き返すこともできない、あの感じ。
つまり私は、挿入して数十秒のうちに絶頂へと達してしまい、「何これ……」と、しばし呆然としたのです。
気持ちよかったのかと聞かれると、うーん、ちょっと首をひねらざるをえません。身体が快感を感知する前に、もう腟の収縮がはじまり、止まらなくなったというほうが正しいと思います。
そうなった原因は、タッピング機能です。腟内を軽く叩くーー毎分6000回というのはスゴイけれど、いってみればシンプルな刺激です。それが即イキを招くまでの、強烈な刺激になるとは。
タッピングされている部分が、じゅわっと熱くなったようでした。それが、腟内に一瞬で広がっていく。このときの私の腟内をサーモグラフィで見ることができたら、面白かったかも。
クリを吸われているのも、絶頂から逃れようがなかった理由のひとつです。きゅーっとまっすぐに吸われる。これもまた強烈で、すぐにイクことがわかっていても、もうその刺激を手放すことができなくなっている。
この、吸引・振動・タッピングが三位一体になると、おそろしいほどです。電流のような刺激に、脳が「何コレすごすぎる。一度、抜こう……」と判断しても、手が動かない。意識がすべて、腟に集中しています。
そうなると、「本能のレベルで、この刺激がほしくてしょうがないってことね」という状態になり、あとは身を任せるしかないのです。
いやな混乱ではありません。人間ときには、こうして頭を真っ白にする体験が必要かも。快感の大波が去っても、余韻とともに爽快感が残りました。
日常が吹っ飛ぶくらいのオーガズムを求めている人、「TARA S 2代目」なら、その高みに連れていってくれる可能性、大ですよ。
レビュー商品
| レビュー項目 | 点数 |
|---|---|
| コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
| 形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
| 動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
| 使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
| 静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |












