処女がバイブでオナニーしても大丈夫？安全な使い方とおすすめ商品10選

「バイブを使った自慰行為に興味はあるけれど、処女が使っても大丈夫？」
「バイブを使ったオナニーで、処女膜は破れる？」

性行為の経験がない女性であれば、バイブを使ったオナニーに不安や疑問もあるでしょう。

本記事では、処女がバイブでオナニーしたいときによくある疑問や、バイブの選び方、バイブを使ったオナニーのやり方を紹介します。処女や初心者の人が使いやすい商品も紹介するので、バイブ選びに迷っている人はご確認ください。

セックスの経験がなくても、オナニーをしたいと思うことは自然なことです。実際に、3人に2人は処女のときからオナニーをしていることが分かっています。

オナニーの方法は人によりますが、大人のオモチャを使ったという人も珍しくありません。

女性であっても、当たり前に性欲はあるもの。処女だからといって、オナニーを恥ずかしがったり抵抗を感じたりする必要はないので安心してください。

それでは、処女がオナニーをするときにバイブを使うことは、問題ないのでしょうか？

ここでは、処女がオナニーやバイブを使うときに悩みがちな不安や疑問にお答えします。

バイブは処女でも使うことができます。ただし、処女がいきなりバイブを膣に挿入するのは控えたほうがよいでしょう。

膣は筋肉でできています。まだ何も挿入したことがない膣はキツく締まった状態なので、いきなり挿入すると痛みを感じたり出血したりするものです。何も挿入したことがないという場合は、指を使って膣がほぐれるまでゆっくりと慣らす必要があります。バイブを使うのは、十分にほぐれた後にしましょう。

バイブとは、「バイブレーター」の略で、膣に挿入する振動式の大人のオモチャです。長さは10～25cm・太さは3～4cm程度のものが一般的。ある程度の長さがあるため、膣内の性感帯を刺激することができます。

一方、ローターとは、振動するユニットを乳首やクリトリスに押し当てて使うタイプの大人のオモチャです。バイブよりも小さく、ユニットとリモコンに分かれているものが一般的。

バイブとローターはいずれも振動式のアダルトグッズですが、膣に入れることを前提に設計されているかという点で異なります。

バイブを膣に挿入してオナニーをする場合、処女膜が破れる可能性があります。

そもそも処女膜とは、膣口から1～2cmのところにある薄い皮膚の膜です。完全に膣をふさいでいるわけではなく、もともと鉛筆が1本分程度の穴が空いています。生理のときの血液やおりものは、この穴を通って出てきています。

処女膜は激しい運動をすることで破れるほど、非常に薄いものです。そのため、膣にバイブを奥まで挿入すると処女膜は破れてしまいます。処女膜を破りたくないという場合は、挿入しない、または膣の入り口のみの挿入に留めましょう。

ちなみに処女膜が破れると出血するという話をよく聞きますが、個人差があるもので、処女膜が破れた際に出血しないこともあります。

一般的に、処女かどうかは、男性とセックスをしたかどうかで判断されます。そのため、たとえバイブを膣に挿入したことがあったり、処女膜が破れていたりしたからといって、処女でなくなるわけではありません。

バイブを挿入しても、処女喪失とはならないため安心しましょう。

バイブを使ったオナニーは、自分の手や指でするオナニーとは異なる刺激があり、膣内の性感帯の開発に役立つアイテムです。

しかし、使い方を誤れば自分の体を傷つけたり、雑菌が繁殖したりといったリスクがあるため、使用する前にいくつか注意点を確認しておきましょう。順を追って解説します。

1. 手や女性器を丁寧に洗う
2. 爪が長い場合は膣内に指を挿入しない
3. 痛みを感じたらすぐに抜く
4. 使用後はバイブを清潔に保つ
5. オナニーでイケない女性は多い

オナニーをするときは、まずは手や女性器を丁寧に洗って清潔な状態にしましょう。

人の手は自分が思っているよりも汚れているものです。たとえ家にいても、スマホやパソコン、髪の毛、顔などは触るでしょう。スマホのタッチ画面はトイレ便座の10倍汚いといわれています。そんな手で粘膜に触れば、細菌感染の原因となります。

手を洗うときは、爪までしっかり洗いましょう。とくにネイルで爪がが長い人は、汚れが溜まりやすいので要注意です。

爪が長い人は、オナニーをするときに自分を傷つけてしまわないよう注意が必要です。

デリケートゾーンの粘膜は非常に繊細で、その厚みは0.08～0.12mmしかありません。これは、まぶたの皮膚の3/4の薄さです。摩擦でも傷つくレベルなので、少しでも爪が当たると感じたら、膣内に指を入れないようにしてください。

また、長いネイルをしている人も同様に、膣内に指を挿入しないほうがよいでしょう。たとえ先端を丸く整えていても、パーツやコーティングが膣内で取れてしまったり、意図せず粘膜を引っ掻いてしまったりするリスクがあります。

バイブを挿入する際に、痛みを感じたらすぐに抜くことが大切です。「処女だから痛いのは当たり前」「押し込んだら入るかも」などと考え、無理にそのまま押し込んでしまえば、出血や膣炎のリスクがあります。

バイブが太いため入らなかった場合は、もっと細いバイブや自分の指を挿入するところから始めましょう。

女性のなかには、処女膜が先天的に硬く・分厚い「処女膜強靭症」の人もいます。処女膜強靭症の場合、無理に挿入しようとすると激しい痛みや出血につながるため注意してください。

そもそも、バイブは角度が悪いとうまく膣に入らないので、膣壁に添わせるように挿入することがポイントです。

使用後のバイブは、キレイに清掃しましょう。使用したバイブを放置してしまうと、雑菌が繁殖して次に使用したときに女性器のかゆみや赤みの原因となってしまいます。とくに、ローションを使用した場合は、膣内やバイブにローションが残らないようにすることが大切です。

バイブを洗うときは、ハンドソープやボディソープでも構いませんが、専用のクリーナーを使用するとより清潔に保ちやすくなります。ただし、丸洗いできない商品もあるため、事前に説明書を確認しておきましょう。

オナニーをしたあとは、眠気や脱力感を覚える人も多いものです。寝てしまう前にお手入れだけ忘れず行いましょう。

イッたことがない女性は、イケないことを悩みがちです。しかし、バイブを使ったオナニーでも、イケない女性は少なくありません。約4割の女性はオーガズムに達したことがなく、膣への刺激でオーガズムに達する「中イキ」を経験した人は1割に留まるといわれています。

「バイブを使ったのにイケない」と焦ると、増々イキにくくなってしまいます。ほとんどの女性は、クリトリスへの刺激のほうがオーガズムに達しやすいので、イキたい人はまずはクリトリスを刺激して気分を高めるところから始めましょう。

イケるようになるためには、自分の感じるポイントや気分の高め方を知って、リラックスした状態で練習をすることが大切です。

それでは、実際にどのようにバイブを使ってオナニーをするのか、流れを確認します。

1. 気分を高めるコンテンツを用意する
2. バイブにはコンドームを被せる
3. パンツの上から指で優しく撫でる
4. パンツを脱いで膣口全体を濡す
5. クリトリスを優しく触る
6. ゆっくり膣に指を入れて慣らす
7. バイブの振動をオンにしてクリトリスに当てる
8. ゆっくりとバイブを挿入する
9. 中がゆるんで来たら気持ちがいいポイントを探す

初めてオナニーする人や初めてバイブを使うという人は、1つずつゆっくり進めていきましょう。

多くの女性において性的な興奮は、乳首や女性器への直接的な刺激よりも、気分によって高まります。これは、体内のホルモンが大きく関わっており、ムラムラしていないと、自分の体を触っても性的な快感を得られにくくなります。

まずは、自分好みのアダルトビデオやオトナ女性向け漫画、官能小説などを用意しておきましょう。慣れてくると、推しや好きな男性、架空の人物とイチャイチャする想像をするだけで、気分が盛り上がるようになってきます。

続いて、バイブにコンドームを被せます。コンドームを被せることによって、バイブを清潔に使用できるだけでなく、使用後のお手入れも簡単になります。

コンドームは男性が使うものでも構いませんが、指用のコンドームやラブグッズ用のコンドームの使用もおすすめです。バイブの大きさに合わせて、ぴったり被せられるものを選びましょう。

続いて、パンツの上からクリトリス周りを中心に指で優しく撫でます。実は、パンツの上からするオナニーはとても気持ちが良く、女性のオナニー方法のなかでは定番となっています。

直接的な刺激ではありませんが、じんわりとした快感を感じられるでしょう。軽く弾いたりなぞったりしているうちに、だんだん興奮が高まってくるはずです。乳首を摘まんだり、乳房を揉んだりしても気持ちが盛り上がります。

十分に気分が高まり、濡れてきたと感じたら、パンツを脱いで膣口全体を愛液で濡らします。愛液が足りない場合は、ラブローションを使用しましょう。

ちなみに、ローション代わりに唾液を使う人がいますが、口内は手指よりも汚く、何千億という菌が存在します。唾液を使用すると、せっかく手やバイブを清潔にした意味がなくなるので、愛液が足りない場合はローションを使用するようにしましょう。

全体が濡れて来たら、クリトリスに触ります。クリトリスは、ヴァギナのヒダの1番上にあります。少しの刺激で大きく感じるため、優しく指を乗せる程度から試してみましょう。このとき、潤いが足りなかったり強くこすったりすると、痛みを感じてしまうため要注意。

刺激になれて来たら、円を描くように刺激してみます。自分が気持ちがいい強さややり方を探してみましょう。

次は、膣内にゆっくり指を挿入して、ほぐしていきます。処女だと、膣に何かを入れることに慣れていないため、力が入って膣を締めてしまいがちです。力を抜いて、少しずつゆっくりと入れてください。痛くない範囲で指を入れたら、ゆっくりと動かしてみます。

女性の膣の奥には、感覚がほとんどない無感覚ゾーンがあります。反対に、多くの女性は、膣口から3〜5cmのお腹側に、いわゆる「Gスポット」と呼ばれる性感帯を持っています。

指を奥まで入れたからといって気持ちよくなれるわけではないので、浅い位置で気持ちが良いところを探しましょう。

しっかり膣がほぐれたら、バイブの電源をONにして、まずはクリトリスに当ててみましょう。はじめのうちは、弱い振動から始めましょう。また、直接当てると刺激が強すぎるため、クリトリスの周囲に当てて、様子を見ながらちょうどいい場所を探してください。

指で触ったときと同じように、当てる角度を変えてみたり、くるくる回してみたりして、快感を高めます。

興奮や快感が高まって我慢ができなくなってきたら、ここでやっとバイブを挿入することになります。痛くないようゆっくりと挿入しましょう。挿入するときは、一旦振動を切っておくほうが入りやすくなります。

バイブが入らないからといって押し込むのはNGです。筋肉でできている膣は、焦りや不安、緊張を感じるとこわばってしまいます。リラックスした状態でバイブを挿入してください。

十分にほぐしていても、指よりも太いバイブを挿入すると圧迫感があるものです。バイブを挿入した後はすぐには動かさず、バイブの太さに馴染むまで待つとよいでしょう。

中がゆるんできたら、ゆっくりとバイブをピストンさせて気持ちがいいポイントを探します。Gスポット周りの浅い位置で、バイブを回したり上下に動かしたりするのがおすすめです。

バイブを使ってオナニーをするときは、以下のことを意識してみましょう。

• まずは振動で前戯を楽しむ
• バイブの挿入までは時間をかける
• 挿入するときは十分に濡らす
• バイブは強く押し付けない

本来、オナニーは気持ちがいいことしかしないものです。無理や我慢をせず楽しんでください。

女性の場合、膣への挿入＝快感というわけではありません。処女の人が膣で快感を得るのは難しいため、はじめのうちは振動を使った前戯のほうが楽しめるでしょう。

また、女性は気分の高まりで快感を得られるかが変わります。しっかりと興奮すれば、体中がいつもよりも敏感に反応するようになるはずです。まずは、バイブの振動をメインに前戯を楽しみましょう。

バイブの挿入時に痛みを感じると、せっかく盛り上がっていた気分が覚めてしまいます。痛みを感じないよう、バイブの挿入は時間をかけて行いましょう。

挿入は、何回かに分けても構いません。オナニーを繰り返していくうちに、膣もゆるみやすくなります。処女のうちは、奥に入れることにこだわらず、入る範囲で挿入するようにしましょう。

バイブの挿入時は、しっかりと濡らしていないと、摩擦や引きつりが原因で痛みや赤みが発生する可能性があります。とくに、処女の場合は、膣が狭い状態なので痛みを感じやすいので注意してください。

女性のなかには、愛液が出にくい人もいます。初めての場合は、念のためラブローションを用意しておくほうが安心です。ローションは、たっぷりと使いましょう。

強く押し付けたり、激しく出し入れしたからといって、快感が大きくなるとは限りません。膣内は感覚が鈍感ですが、角度が悪いととくに膣口に痛みを感じがちです。

また、刺激に慣れていない処女の人の場合、クリトリスに振動するバイブを強く押し付けると、刺激が強すぎて痛みを感じてしまう可能性があります。

バイブにはさまざまな長さ・太さ・形状のものが存在します。なかには、処女の人ではまず楽しめないようなバイブも存在するので、使いやすいバイブをチェックしておきましょう。

• 細く短いシルエットで挿入やすい
• 柔らかい素材が使われている
• ローターとして使える

初めてのバイブは、上記3つの特徴を持っているものを選ぶのがおすすめです。

膣に挿入したことがない処女であれば、太くて長いバイブはNGです。細身で、長さも短いものを選びましょう。大きなバイブを買っても、楽しめずに終わってしまっては、お金が無駄になってしまいます。

太さは3cmまで、長さは15cmまでを目安です。「初心者」「小型」などの記載があるものもあるため、選定時の参考になるでしょう。

バイブの素材はさまざまですが、膣内に入れることを考えるとシリコンまたはエストラマーといった柔らかい素材が使用されているものがおすすめです。柔らかい素材のほうが、膣に密着しやすく、優しく刺激することができます。

エストラマーはシリコンよりもさらに柔らかく、人の肌に近い感触の素材です。医療用としても使われており、数ある素材のなかでも十分な肌馴染みも安心感があります。

処女の人が膣で快感を得るのは難しいもの。そのため、ローターとしても使えるバイブを選ぶことで、クリトリスや乳首への刺激に使うことができます。まずはクリトリスでオーガズムできるようになってから、バイブを膣に挿入する練習をすることもできるでしょう。

ローターとして使うには、やはり小ぶりなものがおすすめです。とくに長さがあると、クリトリスに上手く振動部を当てることができません。

最後に、処女におすすめのバイブを紹介します。まずは、ローターとしても使えるバイブをみていきましょう。

1. OGUGU MARU オググ マル
2. iroha RIN イロハ リン
3. 幸福吸引 超愛振動 2WAY KYUIN VIBE[2ウェイ 吸引バイブ]
4. ZALO BESS ザロ ベス

いずれもローターとして使えるアイテムなので、オナニー自体の経験がない人やクリトリスでイッてみたい人におすすめです。

続いては、処女の人のなかでも、オナニー自体はしたことがある人や膣を開発したい人、すでにバイブを持っている人におすすめのバイブです。

1. biird. Gii バード ジー
2. シリコンバイブミニ
3. TENGA SVS スマートバイブスティック
4. BeBe Vibes ビービーバイブス
5. QUEEN'S STICK VIBE クイーンズスティックバイブ
6. Je Joue Hera Flex ジェジュー ヘラ フレックス ブラック

それぞれの特徴をみていきましょう。

本記事では、処女がバイブを使ってオナニーするときに知っておきたい情報をまとめました。

バイブは膣に挿入する振動式の大人のオモチャで、処女でも使うことができます。ただし、奥まで挿入すると処女膜が破れてしまいます。処女膜を破りたくない場合は、浅い位置までの挿入や、クリトリスや乳首への刺激に留めておくほうがよいでしょう。

「Gスポットを開発したい！」「セックスのときに男性器を入るようにしたい！」という人は、今回紹介したバイブを使って膣の開発をしてみてください！