ディルドなどのアダルトグッズを処分する際、「どのように捨てればいいのかわからない」「できれば人に知られたくない」と悩む人は少なくありません。誰かに相談しにくいアイテムなだけに、適切な処理方法に困りがちです。

本記事では、ディルドを周囲に気づかれずに捨てる方法を解説します。また、間違った処分方法が違法行為に該当するリスクについても触れながら、安心して処理できる方法を紹介していきます。処分しやすいディルドも10商品紹介するので、これからディルドの購入を考えている人も参考にしてください。

ディルドの処分に悩む人の多くは、「誰にも知られずに適切に処分したい」と考えているでしょう。頻繁に処分する物ではないため捨て方がわからないというケースは多いものです。

バレずにディルドを捨てる方法は、自治体のごみ収集に出す、または業者に依頼して引き取ってもらうかのいずれかになります。

もっとも一般的なのは、自治体のルールに従って家庭ごみとして出す方法です。ディルドは多くの地域で「燃えるごみ」または「不燃ごみ」に分類されます。ただし、素材やサイズによって取り扱いが異なり、金属部分がある製品なら分別して別途資源として出す必要がある地域もあります。事前に居住地の自治体のWebページや、配布されているごみ分別ガイドで確認しましょう。

ゴミ袋に直接入れる際には、中身がわかりにくいよう紙袋や新聞紙で包む工夫をするのがポイントです。万が一、袋がほどけたり破けたりした場合を考え、細かく切断してからごみ袋に入れるのもおすすめです。また、袋に他のごみを詰めすぎると破れるリスクがあるため、余裕をもって封をすることも大切です。

「ごみとして出すのは人目が気になる」「家族がいて捨てにくい」という場合には、業者に引き取りから処分まで依頼する方法もあります。業者を利用すれば、自宅まで引き取りに来てもらう、または宅配便で送るだけで処分してもらえます。その他の不用品とまとめて処分してもらうこともできるため、ディルドを捨てたとバレにくいメリットがあります。

特に、段ボールに梱包してまとめて送る宅配回収なら、対面でやりとりする必要がないため、プライバシーが気になる人にも安心です。配送であっても、中身を「雑貨」「日用品」なと記載することも可能です。自治体のごみ収集に出すよりも、周囲に中身を知られることなくスムーズに処分できる捨て方といえるでしょう。

ディルドを回収・処分してくれる業者は、主に不用品回収業者とアダルトグッズ販売ショップの2種類があります。それぞれの特徴を確認していきましょう。

不用品回収業者は、家具や家電から日用雑貨、ごみまで、不要なものを回収・処分してくれるサービスです。違法な品物以外は基本的に何でも回収対象になっており、ディルドなどのアダルトグッズも例外ではありません。一般的な家庭ごみとして扱ってくれるため、不用品回収業者を利用しているところを誰かに見られても、アダルトグッズを処分しているとはまずバレないでしょう。

依頼をする際に住所や名前といった個人情報を伝えることにはなりますが、アダルトグッズに限らず個人のプライバシーに関わる品を扱うサービスなので、各社が個人情報保護や顧客のプライバシー確保には十分配慮されています。念のため、事前に情報の取り扱いや、利用者からの口コミを確認してから依頼しましょう。

不用品回収業者に依頼すれば、捨てにくい大型ごみや自治体で回収していない不用品もまとめて処分できます。他の物とまとめて依頼すればコストパフォーマンスも上がるでしょう。

通販型のアダルトグッズショップの中には、購入後のアフターサービスとしてアダルトグッズの回収サービスを提供しているところがあります。処分に困ることを理由にアダルトグッズの購入をためらう人もいることから、ショップで引き取るサービスを提供することで、購入のハードルが下がるのです。

回収サービスの内容はお店によってさまざまです。どのようなアダルトグッズでも有料で引き取ってくれるとこもあれば、そのお店で購入した商品のみ無料で引き取ってくれるところもあります。送付時の梱包に指定があったり大きさが制限されているケースもあるため、利用したい際は規約をよく確認してください。

続いてはディルドを処分する際に、注意すべきポイントを確認しておきましょう。

「家族にバレたくない」「捨て方がわからない」からと、ディルドを河川敷や空き地、公園、山・森林などに、勝手に捨てるのは絶対に避けてください。これは「不法投棄」にあたり、廃棄物処理法違反として個人でも法人でも処罰の対象になります。

不法投棄には、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその両方が科されるという厳しい罰則が設けられています。捨て方が分からないからと他人の土地に放置するのではなく、必ず正式な方法で処分するようにしましょう。

家庭ごみとして出す場合、生ごみとディルドを一緒に捨てるのは避けたほうが無難です。生ごみは臭いや液漏れが起きやすいため、カラスや野良猫が袋を破き、中身が出る可能性があります。するとディルドを捨てていることが周囲にバレかねません。

できるだけ、排出後にトラブルが起きないよう、紙類やプラごみなど臭いや液体がないごみと一緒に捨てるほうがよいでしょう、生ごみとまとめて出したいという場合は、ディルドと分からないようにハサミなどでカットし、ビニール袋や新聞紙で個別に包んだり、複数の袋に分けて排出したりするとバレにくくなります。

ディルドと一口に言っても、その種類や素材によって処分のしやすさが異なります。これからディルドを購入するという人は、捨てる時のことを考えて、できるだけ処分しやすい商品を選ぶのがおすすめです。

反対に、ごみとして捨てにくいディルドは、大型のディルドや、分別が必要な金属パーツが使われた製品、ハサミやカッターでの切断が難しいディルドなどです。「処分に手間をかけたくない」「ごみとして捨てにくいディルドをバレずに捨てたい」という場合は、専門業者を利用して処分するのがよいでしょう。

ここからは、処分のしやすさも考慮したおすすめディルドを紹介します。ディルド選びにお困りの人はぜひ参考にしてください。

ディルドの処分方法については、基本を押さえればそれほど難しいものではありません。自治体の分別ルールに従って正しく捨てることができれば、自宅からでもごみとしてバレずに処分できます。より慎重を期したい場合には、不用品回収業者やアダルトグッズのショップが提供している専門の処分サービスを利用するとよいでしょう。

絶対に避けなければならないのは、公共の場や他人の土地への放置です。防犯カメラや近隣住民にアダルトグッズを捨てている姿を見られるリスクがあるだけでなく、民事でも刑事でもペナルティが課せられることも考えられます。

ディルドはデリケートな商品だからこそ、誰にも迷惑をかけないよう、必ず適切な捨て方で安全に処分しましょう。