拝啓、所長様
今から四年前、私は吉原のとあるソープに通っていました。もう閉店してしまったその店には、21歳のツカサさん（仮名）という女性が在籍していて、私は月に一度はその子を指名しておりました。スリムで浅黒い肌に金髪ロング。いつもテンションが高く、おしゃべりが好きで、よく笑う子です。甘い香りの香水を身にまとい、耳にはピアスがいくつも付いている。一言で表すなら、ちょっと昔のギャルという言葉がぴったりくるでしょうか。

私がその子を指名していた理由はいくつもありますが、ひとつはアソコの締まりの良さです。ハタチそこそこということもあるのでしょうか、肉厚が強く、実に私好みにフィットしてくれるのです。さらに膣の中はざらっとしていて、少し動かすだけで射精感が込み上げてくる。そんな名器を持っている子だったので、いつもたったの5分程度でフィニッシュまで導かれてしまいます。あんなに自分のアソコを喜ばせてくれる子は後にも先にもその子だけだったのですが、悲しいことに店がなくなり、ツカサさんと会うこともできなくなってしまったのです。

しかし先日、私はツカサさんと再会することができたのです。といっても、もちろん本物のツカサさんではありません。「黒ギャルちゃんはおふぱこしたい！」という、オナホールです。初めてこのオナホを使用したとき、数年前の記憶が目の前に広がりました。あのときの快楽、あのときの情景。腰を動かすたびに、「これだ、これだ」と、私は声に出すほどに興奮していました。

手で握られているような圧力、まとわりつく内側のざらつき、そして動かすたびに訪れる、「イキそう」という予感。そしてオナホ本体の色や質感も、あのときのツカサさんのようです。挿入してからたったの数分で、私は果ててしまいました。

このオナホに出会えたことは、少し大袈裟でありますが、何かしらの運命のように思えております。多くのオナホを試しましたが、もうこれ以上のものとは出会える気がしません。研究対象として取り上げていただければ幸いです。
（東京・44才）