バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「OMORFI オモルフィ」
(投稿日:2025/11/28)
基本的には、コンパクトサイズのグッズが好きです。恥ずかしながらウチが手狭ということもあり、場所をとらないものは助かります。
一方で、大型のグッズには、そうなる理由があることが多いので、その恩恵をしっかり感じられるものを購入するようにしています。
今日紹介する「オモルフィ」は、美容家電のようなサイズ感です。
「OMORFI オモルフィ」を試します
| 本体サイズ | 【本体】縦131mm、横76mm、奥行き41mm、重量120g 【クレイドル】縦134mm、お個116mm、奥行き74mm、重量350g |
|---|---|
| 動力 | 【本体】USB充電式 【リモコン】CR2032ボタン電池 |
| 機能 | 振動5パターン、吸引5パターン、遠隔、加熱、防水(IPX5) |
| 付属品 | 充電用USBケーブル(Type A)、取扱説明書、専用充電台、リモコン、CR2032ボタン電池、アタッチメント4種 |
グッズとしては、L字型バイブの変形。挿入しながら、クリトリスを吸い上げられるハイブリッドタイプの吸引系となります。
これを“クレイドル”にセットすることで、充電できます。クレイドルは、ゆりかごという意味なのですね。
サイズはたしかに小さくありませんが、使用後にここに差し込んでおけば、すっきり収納。グッズをベッドサイドにそのままゴロンと転がしておくことに抵抗のある人にはうってつけだし、ホコリの付着も気にならないので、たいへん便利だと思います。
実はこの「オモルフィ」、男性向けの電動オナホールをヒットさせたブランド「VORZEA(ヴォルツェ)」が手掛けているのですね。初代モデル「A10サイクロン(※後継機「A10サイクロン スタンドアローン プラス)」をはじめて見たときは、「こう来たか!」と思いました。
電動オナホールはマニアックな世界ですが、それまで市場にあったモデルは無骨というか、ややチープというか、あまり洒落っ気のないものでした。
VORZEAはそこに、大型で存在感たっぷり、そしてシンプルで洗練されたデザインの、オナホらしくないオナホを販売したのです。
オナホとしては異例のビッグサイズで、私はそれをみて「これはもう家電だな」と思っていました。美容家電があるなら、エロ家電があってもいいじゃない。いま風にいうなら、「セクシュアルプレジャー家電」かな。
その流れを、このオモルフィも汲んでいるのがよくわかります。
これは、いままで見たなかでいちばん多いかも。着せ替えできるものでも、だいたいは2種類だよね。
しょっちゅう書いていることだけど、吸引口は満足度を左右する大事な要素というのが、私の持論です。でもクリトリスのサイズは個人差が大きいので、「誰にでもぴったりの吸引口!」というのは存在しないんですよね。
となると、こうしてバリエーションがあるのは、それだけでありがたいですし、「私にはこういう形が合いそう!」と気づけば、次に新たな吸引系をえらぶときの参考になります。
横から見ると、こんな感じ。挿入部はそんなに長くなくて、私が測ってみたところ10cm前後でした。
おまけに吸引口がぐいっと突き出しているので、挿入部をしっかり飲み込めば、吸引口は無理なくクリトリスにフィットします。
長くはないけど、太さは十分! やや頭でっかちな形状で、このタイプは一度挿れたら抜けにくい。
奥で安定してくれるということは、吸引口とクリとの接点も安定するということです。中と外の同時刺激が、存分に愉しめそうですね。
そろそろ試したくなってきましたよね? でも、もうちょっとお待ちください。
「オモルフィ」で私最大の推しポイントは、温感機能です。あったかくなるバイブ、大好き。
本体をセットして、クレイドルのヒートボタンを押しておきます。そうすると15分ほどで挿入部と吸引部の両方があたたかくなり、十分温度があがったあとは、保温もしてくれるんです。
温感機能があるバイブは数あれど、保温機能はめずらしいかも。使用前に温度をあげておいても、何かとモタモタしてしまって、いざ挿れようとしたときにはぬるくなっている……って、あるあるだと思うんですよね。
クレイドルが30分保温してくれるので、そんなガッカリ感からは解放されます。いつだって、ベストな温度で使いたいですよね。
「OMORFI オモルフィ」を試しました
このコントローラー部分が、電動オナホール界に新たな風を吹き込んだ「ヴォルチェ」っぽいクールな雰囲気ですね。
ボタン3つで、シンプル操作。吸引と振動が別々に操作できるのは見てのとおりですが、それぞれを押していくことで、振動強度やパターンを切り替えられます。
クレイドルの中でぬくぬくしていた本体を取り出します。私が何よりうれしいと感じたのは、吸引口までしっかりあたたまっていること!
挿入部があたたかくなる機能はめずらしくありませんが、吸引口までとなると、そこまで多くないでしょう。
そして、これをクリに当てると、ほんとうに気持ちいい……ため息が出そうです。クリがホッと安心する感じ。
吸引口を取り外しできるので、どのような動きで吸引しているかがよくわかりますね。では、この動きをどの吸引口で味わいましょうか。
違いは、吸引口の面積だけではないんですよ。まず、位置が違う。俗に言う“上付き”“下付き”みたいなものですね。さらには、吸引口の深さも違うし、吸引口の縁(へり)から内側までの角度もそれぞれ違うんです。
こう考えると、吸引口によってもたらされる変化って、無限大ですね!
どれが好きかといわれると、困ってしまいます。その日の気分によっても違いそうだから。
私はたぶんクリのサイズが大きめのようなので、ぽっかり大きめ吸引口のもの(左上)とは相性がいいということがわかりました。
太めの挿入部も、しっかりあたたまっていることによって、挿入は比較的スムーズにできると思います。ぬくもりがあれば、それだけで気持ちよさが何倍増しになるといっても過言ではありません。
最初の1~2分は、スイッチを挿れず、ただぬくもりを感じるのがオススメ。それだけで潤いが増してきます。
そのあとで、むっちり挿入部✕吸引系の、組み合わせの妙を堪能してください。
クリトリスは、体の表面に見えている尖端から、長い脚が2本伸びて、腟の外側に巻き付いています。つまり、腟を内側からぐっと押し広げると、クリトリスの脚をさらに圧迫することになります。おまけに振動が伝わっていくから、それはもう繊細な脚が耐えきれないほど強烈な快感が引き出されるのです。
挿れておくだけで、オーガズムまでほぼ自動的に導いてくれる。L字型のハイブリッド吸引グッズって、心強いですね!
レビュー商品
| レビュー項目 | 点数 |
|---|---|
| コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
| 形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
| 動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
| 使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
| 静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |












