バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「UEROS ウエロス パルスバイブレーター」

(投稿日:2025/9/12)
ひと目見た瞬間から「使ってみたい!」と思いました。すごく“未来感”のあるバイブだと感じたのです。これが、今後のバイブ界にとってひとつのスタンダードとなりうる形を提示しているのか、それとも特異なポジションに君臨しつづけるのか……。
先日、スポーツ紙の連載でこのバイブを紹介する記事を書きました。これほどまで独特なバイブを400字ぐらいで説明するの、むずかしすぎるって! というか、無理!
今回たっぷりレビューできるのが、とてもうれしいです。中国発の新進ブランド「UEROS」から届いた「パルスバイブレーター」です。
「UEROS ウエロス パルスバイブレーター」を試します
本体サイズ | 全長240mm、挿入長150mm、最大径40mm、重量133g |
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動力 | USB充電式 |
機能 | 振動6パターン、防水(IPX7)、メーカー1年保証 |
素材・成分 | シリコン、ABS |
付属品 | 充電用USBケーブル(Type A)、取扱説明書 |

長らく流行している珍奇植物のような、DNAの拡大図のような、とても有機的な形に目を奪われました。オブジェのようでもありますね。こんなバイブ、はじめて見たよ。
UEROSは、公式HPを見ると、その独特な世界観が伝わってきます。どのアイテムも唯一無二の存在感で、ビジュアル強すぎ。今後アイテムが増えていくとしたら、どんなものになるのか、いまから展開が楽しみです。
中国のバイブ事情、面白いことになっていそうだな~というのも伝わってきて、気分が高揚します。
開封したら、誰もがくるくる回したくなると思います。
オリジナリティあふれる形状をしていますが、基本的には「一本バイブ」です。

3つもモーターが搭載されているとは、ぜいたくな作りです。それぞれの場所が気になりますよね。先端と、中央と、根本。これはいままで体験したことのない刺激を受け取れそう。
このギミックには驚かされましたね。素材がやわらかいので、「太さが変わる」んです……っていうと、ちょっと日本語おかしいかな。でも、バイブを購入するときに、太さ=最大直径をチェックする人は多いと思います。太すぎると、挿れるのにひと苦労しますもんね。
挿れるときにぎゅっと細くなるこの構造では、自分のサイズにバイブのほうが合わせてくれるのが、何よりもありがたいじゃないですか。ビッグサイズなバイブで、ちょっと強引に押し広げるようにして挿入するのも私は好きなのですが、一般的には挿入はスムーズであればあるほどよいです。

操作はいたってシンプルで、主電源を入れた後は、上のボタンで振動のパターンを切り替えていきます。ひとつ戻るときには下のボタン。
戻るボタンがあるのって、実はとても助かるんですよね。「このひとつ前のがよかった!」となったとき、延々とボタンを押しつづけるしかない。なのに、目当ての動きをまた通り過ぎるなんてこともあって、軽いストレスになります。
うんうん、奇をてらったようなバイブに見えますが、細かいところまで考えて作られているぞ、とわかったところで、いざ挿入です!
「UEROS ウエロス パルスバイブレーター」を試しました
このバイブを使用しての感想を、ひと言でまとめるなら「新体験!」です。
いままで体験したどのバイブとも違う。自分でいうのもナンですが、異様な数のバイブを試してきた私がいうのですから、間違いないと思ってください。
まず、モーターがくり出す振動……いえ、一般的な振動とは別モノなんですよね。だからここでは、商品名にもちなんで“パルス”と呼びます。
振動と違う点は、“モーターを使って震わせる”のではなく、ちょっと説明がむずかしいのですが、“直線的に進む信号を発している”という感じなのです。それにより、ジーーーンと膣粘膜にしみ込んで、そのさらに奥へと届く刺激になります。

この入り組んだフォルムから放たれることで、信号はより複雑なものになります。信号自体が絡み合っているような、不思議な感覚。それによって、下半身の力が抜けていくような、しびれるような甘さが広がっていきます。骨抜きにされる、ってこういうことをいうのかな。
ところが、それだけでは終わらない。
3つのモーターによるコラボレーションがお見事なんです。

パルスのパターンは6種類ありますが、3つのモーターが別々に動くのが秀逸すぎて、参りました。しかも、なんだかリズミカル。音楽を奏でているようです。どのタイミングでどのモーターが作動するか予想がつかないため、全意識をバイブに集中することになります。
そうすると、図のように波となって腟内を巡回しているように感じられるのです。あくまで私のイメージですけどね! この3つのモーターの配置は実によく考えられていて、腟の奥、中、入口をまんべんなく刺激してくれます。この波形を描きながら端から端まで、ていねいで徹底的な愛撫がくり返されるというわけ。
まるで生き物を、腟内に飲み込んだかのようでした。うごめいているんですよ、そして、脈動しているんですよ。触手モノが好きな人は、妄想が捗るかも(笑)。
使っているうちに、急にクリトリスが熱をもちはじめました。「え、クリバイブないのに?」と私は思わず、自分の脚のあいだを見て確認しちゃいましたよ。やっぱりないんです、クリバイブ。
じゃあ、なぜ? と考えてみたのですが、腟の入口のモーターがいい仕事をしてくれたんだと思うんです。腟口ー小陰唇ークリトリスはぜんぶつながっているから、腟口を集中して刺激することで、その波はデリケートゾーン全体に広がっていく。そして、クリまで到達するのです。
まったく触れていないのに感じて、果てはイキそうになるーーこれはまったく予想できていませんでした。ミラクルです。
1、2回使っただけでは、このバイブのポテンシャルをすべてわかったとはいえません。まだまだ隠れた魅力があり、それによって女性を愉しませてくれそう。

取説の表紙に、「快感を届け、想像力を探求する」と書いてあったよ。一緒に探求したい気持ち、満々です!
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
5.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
4.0 |