バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「LELO ENIGMA レロ エニグマ ダブルソニック」

(投稿日:2025/6/28)
ちょっといいお菓子を、自分で買ったり、ちょうだいすることってありますよね。そんなときは、すぐにバクバク食べるんじゃなくて(いつもはそうしてます……)、ゆっくりできる時間をとって、いいお茶を淹れて、いいお皿に載せていただきたい。
今日紹介するのは、そんな気分で使いたい「LELO ENIGMA レロ エニグマ ダブルソニック」です。
「LELO ENIGMA レロ エニグマ ダブルソニック」を試します
本体サイズ | 縦170mm、幅107mm、奥行き50mm、重量195g |
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動力 | USB充電式 |
機能 | 振動8パターン、吸引8パターン、遠隔、防水(IPX7)、メーカー1年保証 |
素材・成分 | シリコン、ABS |
付属品 | 充電用USBケーブル(Type A)、取扱説明書、専用収納袋、プロダクトカード |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
LELOはいわずとしれたスウェーデンブランドで、もう老舗といっていいのではないでしょうか。
私がバイブの収集をはじめた2010年ごろ、海外からの輸入バイブはまだそんなに国内で流通しておらず、記憶にあるのはドイツのFunFactoryと、このLELOです。どちらも「こんな素敵なバイブが、世界にはあるんだ!」と衝撃を受けました。

そのころからLELO、変わらないですね。多くはないながらもコンスタントに新商品を発表し、従来商品のモデルチェンジもしているのですが、ブランドイメージにブレがない。何度手にとっても一瞬にしてラグジュアリーな気持ちにさせてくれるこの感じ、LELOが随一だと思います。
同ブランドを代表するモデルやヒット商品はいくつもありますが、いまは「Enigma」が最高級モデルという位置づけでしょうか。なんたって、お値段5万円超ですもん。ラインナップの頂点に燦然と輝いています。
それにしても、不思議なフォルムをしていますよね。どの角度から見ても絵になるというか、目を惹かれるのってスゴイことだと思います。



従来の「Enigma」は挿入部にこんなのなかったけど……きっとこれこそが、「ダブルソニック」と商品名につく理由なのですね! どんな働きをしてくれるのか、楽しみです。
ブランドやメーカーを問わず、ハイブリッド型の肝は「挿入したとき、吸引口がクリにしっかりフィットするかどうか」だと思っています。これが簡単なようで、案外むずかしい。基本的には「奥までしっかり挿入したら、クリにフィットする」ものが多いけど、みんなが常に奥まで挿れたいわけたいじゃないし、挿入がキツい人もいるでしょう。
クリと腟口の距離だって、個人差あります。そりゃわずかな差ですが、クリのような繊細な器官だと、小さな差が大きな違いになります。
その点、Enigmaのこの構造は大正解だと思うのです。
挿入部が柔軟にしなる、この構造。挿入の深さにかかわらず、吸引口がクリをとらえて離さない。やっぱりよく考えられているんだなぁ。
挿入部でいうと、もうひとつ。

この側面が縦につぶされて平らになっている感じ、すごくいいと思っています。腟内でスムーズに進んで、奥まで届きやすいんですよ。好みや気分にもよると思うけど、完全な円柱形のものより挿れやすいと感じます。
ではさっそく、中と外のハイブリッド刺激、試してみましょ!
「LELO ENIGMA レロ エニグマ ダブルソニック」を試しました
ただ、この形状はあくまで「中と外を同時に愉しむ」ために作られているので、吸引機能単体では使いづらいものがあります。セルフ前戯でもグッズを使いたいなら、別途用意してくださいね。

1回分がおまけでついています。LELOの潤滑剤って憧れある~。こうして試せるのうれしいです。

挿入した後、吸引口をクリにセットしようとして気づくこと、それはこのタコの頭のような形状が非常に持ちやすいということです。イコール、吸引口の位置を微調整しやすいということ。
LELOの吸引といえば、SenSonicテクノロジーという名の音波振動技術が使われています。吸われるというより、感覚としては空気で揺さぶられているようで、クリに当てるとすぐに下半身が痺れ、力が抜けていきます。「もう好きにして!」といいたくなる感じ。

さあ、気になっているここ。まるでスピーカーのように見えませんか? それもそのはず、ここには音波チップが内蔵されているのです。DeepSonicテクノロジーと名付けられた最新技術は、いまのところLELOだけがたどり着いた到達点といえるでしょう。
スイッチをONにしてまずは指で触れてみたところ、単なるタッピング、つまり軽く叩くような動きに感じられるんですよ。ここだけの話ですが、「これでそんな気持ちよくなれるのかなぁ。このお値段に見合うだけの刺激なのかなぁ」と思いました……ごめんなさい。
中に挿入すると、まるで違って感じられるのです。
ただタッピングしているわけではありません。ここからは、64Hzの低音波が出ているのだそうです。「スピーカーがそのまま腟の中に入っている」と説明されることもありますが、いままで感じていた刺激とはまるで違う!
ただ振動するのとはまったく別の仕組みが働いているのだと、理屈ではなく粘膜で感じ取れるのです。
スイッチを入れた途端、「何が起きた!?」と思いました。その瞬間は気持ちいいと感じられなかったのです。それよりも衝撃が上回っていました。なんだろうこれ……震えるというより、「広がる」といったほうがいいかもしれない。衝動がウワワワ~と粘膜を波のように揺らしながら広がっていくのです。
振動ではなく、「波動」と言いたくなります。スピリチュアルな意味ではなく、ほんとうに“波”が起きている。
圧倒されましたね。下半身だけ、心臓とはまた別の脈動で動いているように感じられ、もう何もできなくなる、身を委ねるしかない。
こう書くと壮大な経験をしたように思われるかもしれませんが、実は、短時間でした。そうです、すぐオーガズムの波にさらわれてしまったのです。
まさに、飲み込まれました。ザッパーンと。
思い返すと、これは中と外の同時イキだったようにも思います。DeepSonicとSenSonic、商品名にある「ダブルソニック」によって下半身全体が波動に包まれたから。こうなるとね、脳が追いつかない。どっちがイッたとか同時にイッたとか、どーでもよくなるほど快感が極まります。
実に深くイケたので、その後はしばらく放心状態でした。

この波動を、もっと多彩に楽しみたい人は、スマホに専用アプリをインストールして! Bluetoothでつなげば、コントローラーとして使えます。せっかくスピーカーのような仕組みがあるのですから、いろんなリズムを奏でさせましょうよ。
しかも、直感的に使えるのが◎です。スマホを傾けたり、振ったりすることで、振動強度を変えられるって、すごく便利。私、気に入っちゃいました。
操作に手を煩わされることなく、刺激に集中したい人は、「大胆モード」「エクスタシーモード」などから選択。吸引のソニックと、挿入部のソニックの強度&リズムを別々に設定できるので、お気に入りを見つけたいですね。
完全お任せの「アドバンスモード」は、この機能を考えてくれてLELOさんありがとう! という気持ち。ここまで私は“波動”のよさがどうしたら伝わるか、表現をあれこれ考えてきましたが、視覚的に表すなら、まさにこんなイメージなんです。腟内に、こんな波がさざめくんですよ。
このモードは強さやリズムがランダムに組まれているので、次の一瞬が予測できません。じっと目を閉じて身を委ね、オーガズムへと押し上げられていってはいかがでしょう。あっという間に波にさらわれるかもしれませんが、何度イッてもいいじゃないですか。愉しんでください。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
5.0 |