バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「Dame Aer」

clubhouseがAndroidでもサービスを開始し、Twitterスペースが始まり……音声SNSがキテますね。「桃子」というのは裏アカのようなものなので、電話番号に紐付いたclubhouseをするのは、なかなかむずかしい。そこにきてスペースはTwitterアカウントそのままではじめられるのがいいですね。

先日、試しにやってみようと思ったのですが、話すことがなく、バイブの振動音をヴーーーーッとただ流してみました。個人的には「こうやって振動音を聴き比べるの、面白いかも!」と思ったのですが、需要があるかどうかわかりません。たぶん、ない……。
でも気が向いたら振動音配信、またやるかも。お付き合いくださる奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくおねがいします。

このバイブレポートでは毎回、文末に「レビュー項目」としてひとつのグッズを5つの観点からチェックしています。いずれもラブグッズを評価するうえで欠かせない項目ですが、そのなかに「使いやすさ」というものがあります。

ふと、思ったのです。
ラブグッズの使いやすさって何だろう?

使いやすさを判断するとき、具体的なチェックポイントを用意しているわけではありません。
でも気になるポイントはいくつかあります。

まずは、コントローラー。
近年は機能が複雑化しているものが多いですが、そのぶんボタンが多くなると、わかりにくくなるというデメリットが生じます。でも、振動パターンがたくさんあるのに、操作ボタンがひとつでカチカチカチカチ押さなきゃいけないのはちょっと不便。
防水仕様のものは、やはり使いやすいと感じます。
お風呂でグッズを使うことはほとんどないので、理由は「洗いやすい」の一点です。そうでないものはコントローラー部分をタオルでくるみながら洗うなど、手間が多いのです。ジャブジャブ水洗いできるのがベスト!ほかには……

といったポイントをなんとな～くまとめて「使いやすいかどうか」を考えています。
なんともあいまいな基準でスミマセン(汗
でも使いやすさって、頭で考えずに操作できるとか、手にしっくりくるとか、そういう感覚的なものの総合で決まるものだと思うのです。

品のいいラベンダカラーの本体、触れた瞬間からなぜか「使いやすそう……!」と感じました。
ここのところ、吸引+挿入、吸引系+その他のクリ刺激といった多機能タイプも増えてきたので、吸引オンリーに特化したシンプルデザインは、とっつきやすいと感じます。

ニューヨーク発のブランドDame。私が最初に手にしたのが「Eva」というグッズで、それまでに見たこともないタイプのものでした。
大陰唇を使ってグッズをクリトリスの上に固定する、という斬新すぎるアイデアに度肝を抜かれたものです。

ほかのブランドにはない、ユニークネスをとことん発揮したグッズもあれば、この「Aer」のようにシンプルを極めたようなグッズもある……面白いブランドだなと常々思っています。
そのDameが吸引系グッズを発売した、というのは私のなかでもホットニュースでした。実物を見ると、まず気になるのがここ。

かなり大きめです。サイズを書き込みましたが、ずいぶん縦長の楕円なんですよね～。

クリトリスはサイズも、包皮の厚さも、充血したときの膨張度合いも、人それぞれ。だから、吸引口とも相性があると思います。
でも、それを試して買うわけにはいかないのがむずかしいところ……。
ゆえに、「だいたいの人にぴったり合う吸引口」というところに、隠れたニーズがあると思います。
Aerの、この吸引口はどうでしょうか?

使いやすさという点でいうと、シリコン素材の質感、◎です。しっとり感がありながらも、さらさら&すべすべ。
表面にホコリはくっつきにくいです。そしてもちろん、防水仕様。
吸引系の使い方は、クリを吸引口にしっかり収めるところからはじまります。
当たり前のことを言っているようですが、ここで手間取ることもあるのです。吸引口との相性が悪いのか、なんだかうまく収まらずもたもたしてしまう……。
Aerの大きめ&縦長の吸引口は、わりと雑に多いかぶせてもすっぽり入ります。これはラクでいいわ～と感じました。

私は布団のなかでもぞもぞといたすことが多いので、基本的にボタンを見ないまま操作します。
本体に薄く凹凸が施されたボタン、最初は「どれが、どのボタンだろう……?」となったのですが、しばらく使えば慣れてきます。
でも願わくば、凹のボタン(主電源&パターン切り替えと、弱)の区別がつきにくいので、指の腹でさぐってわかるよう、ちょっとした違いがあると尚よいなと思いました。

さて、スイッチをONにして吸引を開始すると、その密着具合に驚きます。
吸引口がクリにぴたっとフィットしているのです。
そのまま吸い上げられると、最弱モードでも、あっという間に気持ちよくなれます。
決して強い吸い上げじゃないんです、むしろマイルド。なのに、密着感のおかげで、快感は強烈。

内側が真空状態になっているように感じました。
そのおかげでか、やさしいけど力強いグリップで、クリが根本からぐいっと持ち上げられるよう。
その根本部分は、吸引口の縁でしっかり抑えられ、振動刺激が送り込まれてくるわけです。

Dameはブランド起ち上げ当初から、人体工学に基づいた設計をすることで知られています。かといって、システマティックな感じはあまりなく、フィーリングを重んじているのだと感じます。
手で持ったときにしっくりくるか、シリコンの質感はどんな肌ざわりになるか。
手になじんでいるほうが、角度や押し付ける力などの調整がしやすいと感じます。自分が思ったとおりに、加減できるんですよね。

はじめて使ったのに、もう慣れている。
ずっと前から愛用していたかのよう。使用感のストレスなく、快感に集中できるのはとてもありがたいことです。
これは、時間をかけてゆるゆると快感をむさぼりながら、最後はしっかりイキたい……そんな夜にふさわしい吸引系グッズです。

マグネットタイプの充電って、気づくと外れていたりすることがちょいちょいあります。
充電していたつもりが出来てなかったー! って、わりとショック。
こんなふうに溝の奥にあって、カチッとはめることができるなら、その心配はいりません。

このポーチも最高に気に入りました。
ブランドのロゴマークが入っていてて、ひと目で「Dameだ」ってわかるのもいいですね。
ベッドサイドに置いておいても邪魔にならないので、いつでもスタンバイOK! ヘビロテ確実です。