バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ「LELO SORAYA WAVE」
(投稿日:2020/10/9)
私の趣味のひとつに、海外のラブグッズブランドのInstagramを見るというものがあります。FunFactory、SVAKOM、Womanizer、Dame Products、exsens、RianS……どこもすごく洗練させた写真を投稿していて、見ていると豊かな気持ちになります。
商品の紹介だけでなく、体型も肌・髪の色もセクシャリティもカップルのあり方も多様な写真も多く、ワンシーンから伝わってくることが本当に多いんです。エロティックであり、メッセージ性もあり。
スウェーデン発の高級ブランド「LELO」のインスタも素敵なので、フォローを絶賛オススメします。そんなLELOから新作が届きました。
「LELO SORAYA WAVE」を試します
本体サイズ | 全長218mm、挿入長110mm、重量185g |
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動力 | USB充電式 |
機能 | 振動8パターン、防水(IPX7)、メーカー1年保証 |
素材・成分 | シリコン |
付属品 | 充電用USBケーブル、取扱説明書、専用収納袋、プロダクトカード |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
えっ、でもちょっと待って。すっごく見覚えない? これ、最近紹介したばかりじゃなかったっけ……?
見た目、そっくりですね~。LELOのハイエンドモデルSORAYAに後継機が出た! というのは、2020年のアダルトグッズ業界でトップクラスに入るニュースでした。
「LELO SORAYA」は、それだけでもうパーフェクトだと思っていたのに、さらにブラッシュアップしたSORAYA 2を出してくるとは。もちろん、その出来栄えは舌を巻くほど。
そして今回は、SORAYA「WAVE」ですよ。見た目からして、これもハイエンドモデルだとわかりますが立て続けに発表されるって……理由はよくわからないけど大歓迎!
LELOでWAVEといえば、かつて「INA WAVE ※販売終了」がありました。挿入したときに、Gスポットをくいくいっと刺激する動きに、当時は心底衝撃を受けました。
バイブの動きは、まず振動。それから「スイング」といって回転するもの。サオ部分にパールが入っていてそれがぐるぐると回るというものも。ハイテクなところだと、ピストンバイブもありますね。挿入するバイブとしては、だいたいこうした動きが代表的です。
そこにきて、おじぎをするように前後に動く「INA WAVE」の動きはあまりにも画期的だったんです。
そうなんです、ヘッド部分が同様に動くのです!
その絶妙な動きはあとで見ていただくとして……。
でも、「SORAYA」の名前を冠してもいるわけです。それは、ひと目見て伝わってくる高級感からして、納得です。硬質でありながらしっとり感のあるシリコン素材。あざやかでありながら深みを感じるカラーリング。
持ち手とロゴ部分に配されたゴールドは華やかで、矯めつ眇めつ眺めているうちに、いつのまにか時間が経っている……というぐらいエレガント。
デザインはSORAYA+機能的にはINA WAVEだなんて、いいことだらけじゃないですか!
輪っかになっている持ち手は、挿入したときの微調整が抜群。これは、WAVE独特の動きを余すことなく堪能できると見て間違いないんじゃないでしょうか。
私は最初にLELO製品を使ったとき、こんなにスマートに充電できることに驚いたものです。いまとなっては当たり前になっていますけどね!
こういうところでも「やっぱりLELOはラブグッズ全体を牽引してきたんだなぁ」とその役割の大きさをあらためて実感するのでした。
「LELO SORAYA WAVE」を試しました
「INA WAVE」は挿入部がふっくらと膨らんだ、頭でっかちバイブでした。なので挿れるときには入念な準備が必要でした。頭でっかちタイプは、挿入後に抜けにくいというメリットがありますが、人によっては挿れにくいことがあるんですよね、私もそのひとり。
でもWAVE独特の動きとあいまって、このヘッドの膨らみが功を奏していたわけです。
「INA WAVE」と比べるとずっとスマートなので、挿入しやすいです。硬さもあって挿入するときは、ひんやり冷たいを感じるかもしれません。
よくバイブは冷たいからイヤだという話を聞きますが、私はこのひんやり感をかえって官能的だと感じます。挿入後、自分の粘膜からバイブに体温が移って、次第になじんでいき、一体化していく過程がなんともエロティックだから。
冒頭でお話した「SORAYA」→「SORAYA2」の改善点はいくつかありますが、クリバイブの角度を変えたのが最大の目玉でした。
角度を微調整することによって、より確実にクリトリスにフィットするようになったのです。それがこの「SORAYA WAVE」にもしっかり踏襲されています。
浅い挿入だとそっとタッチするように、深い挿入だとぐっと押し付けられるように、クリバイブが確実にとらえる造りになっています。こうなると繰り出される振動刺激からもう逃れられない!
そうして適度な深さに挿入したら、主電源を押すだけ。
おじぎするような動きは「ウェーブモーション」といって、特許取得済みなのだそうです。たしかに、オンリーワンの動きですよね。
「Watch on YouTube」をクリックしてください。
動作が8パターン用意されているうち、1パターンだけ「振動のみ/ウェーブモーションなし」なんですが、他はすべてウェーブモーションと振動リズムの組み合わせです。それだけ、ウェーブモーションを味わってほしいということだと思いますが、実際に体感してみると製作側のその気持ちがとてもよくわかるのです。
だって、他では体験できない快感があるんですもん。腟のお腹側の壁をぐーっと押され、そのあとに解放される……またぐーっと押されてから化解放される……。
この“圧”が、極上の快感をもたらしてくれるのです。
圧ってこんなに気持ちよかったんだ!
目で動きをみるとおじぎの幅はそれほど大きくないと思われるかもしれませんが、中ではとても大きな動きに感じます。
腟壁の向こう側には、Gスポットがあります。よく指の腹でどこにあるのかを探る男性がいますが、そんなにピンポイントで刺激しようとしても、まず「ここ!」と特定するのがなかなか至難のワザ。
それよりも、バイブくらい太さのあるものでもっと広い範囲を圧迫してほしい。そうすればおのずとGスポットにも刺激が届きます。
圧しっぱなしではなく、適度に解放されながらというのもいいんでしょうね。緩急ある刺激で、腟壁全体がどんどん充血していくのがわかります。
そうするとバイブのことも締め付けているはずなんですが、それを押し返すパワーでウェーブモーションをくり出すのだから、さすがです。その力強さに、抗えなくなる……。
Gスポットをじわじわ攻められたうえでのオーガズムは、快感がじわじわと全身に広がっていくような深いものです。腟の奥を突かれてイクのと比べると、時間がかかるかもしれませんが、Gスポットを圧され、解放され、じんわりイクのは秋の夜長にぴったり。
ポルチオ派の人も新しい発見があると思うので、ぜひ一度使ってほしいバイブです。
レビュー商品
レビュー項目 | 点数 |
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コスパ コストパフォーマンスです。 |
4.0 |
形状・素材 女性に優しい形状か、身体に安全な素材かを評価します。 |
5.0 |
動き 快感を上昇させる動きかを評価します。 |
5.0 |
使いやすさ お手入れのしやすさを含めた評価です。 |
5.0 |
静音性 振動の強さをMAXにした時の大きさです。 |
5.0 |