セックスにおける新しい刺激は、カップルの信頼関係やセックスの満足度、そして2人の愛を高めるために必要です。しかし、長く付き合ううちに、マンネリ化してしまうことは珍しくありません

そこでおすすめなのが、バイブレーターを使ったセックスです。ただし、普段のオナニーでもアダルトグッズを使ったことがない女性は多いものです。いきなり彼氏がバイブを使えば、抵抗感を持ったり痛みを感じたりする可能性があります。

本記事では、彼女とのセックスでバイブを使用するときの上手な誘い方や、使用時の注意点、彼女が受け入れやすいバイブの使い方についてお伝えします。アダルトグッズを使ったことがない彼女でも使いやすい商品7選も併せて紹介します。

普段アダルトグッズを使っていない彼女にバイブの使用を提案する際には、彼女がリラックスして、無理なく受け入れやすい状況を作ることが成功のポイント。

まずは、彼女とバイブを使いたい時の効果的な誘い方を紹介します。

付き合って○ヶ月記念日やどちらかの誕生日などの特別な日を利用して、バイブの使用を提案してみましょう。例えば、「今日は特別な日だし、いつもと違うプレイを試してみない？」「こういうの使ってみたかったんだけど、どうかな？」という風に、新しい経験を前向きに考えらえられるような提案の仕方がおすすめです。この時、プレゼントとしてバイブを用意しておくと、彼女の反応次第ですぐに使用することができます。

ただし、いくらバイブを事前に用意していても、彼女が断ったりノリ気でなかったりする場合は、すぐに引き下がりましょう。無理強いしてしまうと、せっかくの記念日にも関わらず、嫌な思い出を作ってしまいかねません。

日常会話のなかで、セックスの話題やプレイについて軽く触れ、その流れでバイブの使用について提案してみるのもよいでしょう。例えば、「最近カップルでおもちゃを使ってセックスするのが流行ってるらしいよ」や「そういえば、バイブとかって使ったことないけど興味ある？」「最近のおもちゃって遠隔操作とかできるって知ってた？」といった具合です。

恥ずかしがったり変に意識したりせず、あくまでも普段の会話の中で、軽く聞いてみるのがポイントです。事前にどういう話題であれば、セックスの話題を持っていけるのか考えておくとスムーズにバイブの話を始められるでしょう。

インターネットで少し調べれば、セックスに関する占いや診断テストが出てきます。話題作りとして、​彼女と一緒に占いや診断テストを試すことで、バイブのことも提案しやすくなるでしょう。一緒にいる時に、「こんな診断があるらしいよ！やってみない？」と提案するだけで、自然とセックスに関する要望や好みを聞くことができます。

雑談中に上手くセックスの話題を始められないという人には特におすすめです。占いや診断の結果をきっかけに、「今度する時におもちゃしてみない？」「おもちゃを使ったプレイを試してみたいんだけど…」と、彼女の希望をさりげなく確認することができます。

ラブホテルを利用したことがあれば知っている人も多いでしょうが、多くのラブホテルでアダルトグッズの自動販売機やレンタルサービスが用意されています。普段のセックスにラブホテルを使っているという人であれば、「今日はいつもと違うことしてみない？」「せっかくだから何か試してみようよ」と、軽く提案しやすいでしょう。

いつもならあまり興味がない彼女でも、これからセックスをするというタイミングであれば、新しいチャレンジに対するハードルを下がっているはずです。​

2人でアダルトビデオを観る際に、動画に出てくるバイブに「こういうの使うのってどう思う？」「使ってみたいと思う？」など、彼女の意見を聞くのも効果的です。​彼女が興味を示せば、「試してみようよ」「じゃあ今度一緒にネットで探してみよう」と、気兼ねなく誘うことができます。

一緒にAVを見る機会がない場合は、映画鑑賞を口実に、アダルトグッズが出てくるシーンがある映画を見るのも自然に興味を確認できます。コメディ映画「Hysteria」は、ヴィクトリア王朝時代にバイブが医療器具として開発される経緯を描いた作品です。主演女優はアカデミー助演女優賞にノミネートされたマギー・ギレンホールで、異色なテーマの映画でも抵抗感なく、楽しく視聴できるでしょう。バイブの発明ストーリーなので、バイブの話にどう入るのか考えなくても、彼女の興味も簡単に確認できます。

彼女とバイブを使ったセックスをしたいと、強く考えている男性は多いでしょう。しかし、彼女との関係を良好に保つためには、下記の点を注意して使用しなければなりません。

場合によっては、彼女がケガをしたり、2人の関係が悪くなったりすることもあり得るため、焦らずしっかり確認と準備を行いましょう。

大前提として、バイブを使用する時は、彼女の許可が絶対必要です。性行為は、2人の合意があって初めて成り立つものであり、なかにはバイブを使われたくない女性も存在します。

また、女性器は男性が思うよりもずっと敏感で、人によって感じ方が異なります。「このくらい大丈夫だろう」と同意なしにバイブを使い、彼女が痛い思いをすれば、2人の信頼関係に亀裂が入りかねません。彼女が嫌がっているにも関わらず、無理強いすると犯罪になりかねません。

バイブをプレゼントで用意する場合であっても、使用する際には彼女の意思を確認しましょう。

彼女の了承が取れたら、いつも以上に丁寧に前戯を行い、バイブが入りやすいよう膣をほぐしましょう。いつも挿入しているペニスより細いから、ローションをたっぷり付けたからといって、いきなり挿入するのはNGです。バイブを挿入するには、彼女が興奮しつつも体はリラックスしており、膣内がしっかり濡れている必要があります。

また、バイブを一気に押し込むのも痛みやケガの元です。ペニスの挿入であれば、男性が膣内の抵抗を感じられるので、彼女が力を抜いているかが分かりやすいでしょう。しかし、バイブだと抵抗感に合わせて適切な力加減で挿入するのは簡単ではありません。男性がバイブを挿入する時は、彼女に問題がないか確認しながら少しずつ奥に進めてください。

バイブは直接体内に挿入するものなので、使用前後の清潔さが非常に重要です。​使用前には必ず洗浄し、必要に応じて消毒を行っておきましょう。使用後も体液やローションが残らないようキレイに洗浄し、ほこりや汚れが付かないケースに入れて保管しましょう。

なお、バイブ使用時にはコンドームを装着することが推奨されています。コンドームを被せることでより確実に衛生対策を講じることができます。不衛生なバイブを使うと、​細菌性膣炎や膀胱炎などの病気になるリスクがあります。安全にセックスを楽しむためにも、バイブは清潔に保ちましょう。

初めてバイブを使用する女性であれば、バイブの使用に対して抵抗を覚える人も珍しくありません。そこで、バイブを選ぶ時は、彼女が受け入れやすいバイブを選ぶことが重要となります。ここからは、女性が受け入れやすいバイブの選び方についてみていきましょう。

商品選びによっては、2回目以降の使用を断られるかもしれません。挿入されるのは彼女なので、彼女の意見や好みを優先して選ぶのがポイントです。

バイブには、リアルな男性器を模したデザインの商品も多数存在します。しかし、生々しい見た目のバイブは、初めて使用する女性には抵抗感を抱かせやすく、使用に後ろ向きになってしまいます。女性が抵抗なく受け入れやすいよう、シンプルまたは可愛らしいデザインで、女性好みのカラーのものを選ぶとよいでしょう。

普段アダルトグッズを使用しない女性にバイブを使うのであれば、いかに心理的なハードルを下げるかがポイントです。

初めてバイブを使用する際には、小さいサイズの商品から試してみましょう。大きすぎると、痛みや違和感を引き起こしやすく、2回目以降の抵抗感にもつながります。最初はコンパクトなサイズのバイブから試して、ある程度慣れたら、徐々にサイズアップするのがおすすめです。

なお、バイブのサイズは、太さ・挿入部の長さがポイントとなりますが、バイブを挿入した後のことを考えると、彼氏側のペニスよりも小さい商品を選ぶほうがよいでしょう。

セックスで使うのであれば、スマホアプリやリモコンで遠隔操作できるバイブを選ぶほうが、プレイ中に強弱や振動パターンを変更できるため便利です。バイブの強さは、まず彼女自身に調整してもらうのがおすすめ。遠隔操作できるバイブであれば、彼女が自分のちょうど良い強さにコントロールしやすくなります。

また、遠隔操作できれば、ペニスを挿入しながらバイブを使うことも可能です。万が一、刺激が強すぎても、すぐに電源を切れるため安全にも配慮できるでしょう。

彼女の好みが分からないという場合は、どのバイブを試してみるのか彼女と一緒に選ぶのがおすすめです。自分が選んだ商品であれば、彼女も安心して使うことができます。さまざまなバイブを見比べながら、「どんなデザインがいいかな？」「どっちが使いやすいだろう？」と話し合いながら決めることで、彼女も興味を持ちやすくなるでしょう。

ショップのアダルトコーナーに行くのは恥ずかしいという女性は多いため、家でゴロゴロしながらゆっくり選ぶことができる通販サイトを使うほうが無難です。

ここからは、初心者の女性でも受け入れやすいバイブを7つ紹介します。どのバイブが良いのか決められないカップルや、彼女にバイブをプレゼントしたいという男性は参考にしてください。いずれも、女性が受け入れやすい見た目・サイズの商品を集めました。

今回は、彼女とのセックスでバイブを使う時に知っておきたい誘い方やバイブの使い方、バイブの選び方について詳しく解説しました。

バイブを使っていつものセックスとは違う刺激が楽しめれば、2人の関係もより深まるのではないでしょうか。マンネリ化防止にもつながります。

ただし、いざ使用してみると、不安だったり刺激が強すぎて痛みを感じたりすることもあります。無理強いはせず、彼女の気持ちを尊重しながら、より良いセックスライフを楽しみましょう。