男性向けディルドアナニー入門|やり方・注意点・おすすめディルドを紹介
(投稿日:2024/8/20)
アナル開発やアナルセックスに興味がある人におすすめなのがディルドアナニーです。リアルなペニスを挿入できるようになると、指やエネマグラを使ったアナニーにはない、より大きな快楽を得られるようになりますよ。
本記事では、ディルドを使ったアナニーのやり方や、ディルドアナニーの注意点を解説します。アナニーに使いやすいディルドも紹介するので、これからディルドアナニーに挑戦したい!という男性は、ぜひ参考にしてください。
ディルドアナニーとは?
まずはディルドアナニーがどのようなものなのか、基本的な情報から確認しましょう。
ディルド=男性器を模したアダルトグッズ
「ディルド」とは、勃起した男性器を模したアダルトグッズです。日本語では「張型(はりがた)」と呼ばれます。
男性器の形状や色味を再現したものが多く、膣やアナルに挿入したり、フェラをしたりと疑似セックスを楽しむことができます。アナル用のディルドには、括約筋を広げたり閉めたりするためのべーズが連なったアナルビーズタイプのものも存在します。基本的に振動する機能は付いていないので、抜き差しすることで快感を得ます。振動する機能がついた商品は、「バイブレーター(バイブ)」に分類されます。
アナニー=アナルオナニー
アナニーとは、アナルオナニーの略で、お尻の穴(アナル)を使った自慰行為です。日本語では「穴ニー」と表記されることもあります。アナルセックスは古代ギリシャや古代ローマでも行われていたことから、古くからアナルを使った自慰行為もあったことでしょう。中世ヨーロッパでは避妊を目的としたアナルセックスが流行し、女性の嗜みとしてアナニーが広く推奨されていました。
アナニーは自慰行為で快感を得るためだけでなく、アナルセックスをするための準備でもあります。アナルの括約筋は非常に強く、十分に開発しておかないと快感を得ることも、ペニスを挿入することもできません。そのため、アナルセックスのためには事前にアナニーをして、アナルでの快感に慣れておくことが必要なのです。
ディルドアナニーは本当に気持ちいいのか?
ゲイの人はもちろん、ノーマルな男性でもディルドアナニーをする人は少なくありません。そのため、なかには「アナル開発に興味はあるけど、本当に気持ちいの?」と疑問を持っている人もいるでしょう。
ここからは、ディルドアナニーで得られる快感についてみていきます。
前立腺・精嚢は男性の性感帯
前立腺(ぜんりつせん)と精嚢(せいのう)は、神経終末が集中しており、男性の性感帯のなかでも特に大きな快感を得られるスポットです。
前立腺は、肛門から入ってすぐ、膀胱のすぐ下側にある臓器です。男性の射精時の快感は、前立腺の中を通る射精管の出口でせき止められた精液により、前立腺内の内圧が上がることで発生しているといわれています。前立腺を刺激すれば射精管が刺激され、射精をしていなくても快感を得られるのです。そのため、「男性のGスポット」とも呼ばれています。
一方、精嚢は前立腺の上にある臓器で、こちらも快感を作る射精管に繋がっているため、刺激することで大きな快感を得られます。
前立腺と精嚢は一部が直腸と接しているため、ディルドアナニーでは直腸から壁越しに刺激が可能です。うまく前立腺や精嚢を刺激できれば、ペニスを擦るオナニーとは異なる快感を得られます。
トコロテン射精は快感の極限状態
トコロテンとは、男性の射精方法の1つで、アナル、特に精嚢を刺激されることで精液がペニスから溢れ出る現象を指します。食べ物の心太(ところてん)を製造するときのように精液が押し出されることから、トコロテンと呼ばれるようになりました。
トコロテン射精は2種類あり、ペニスが勃起している状態での射精とペニスが勃起していない状態での射精です。ペニスが勃起している状態だと、はっきりした射精感を味わえます。対して、ペニスが勃起していない状態だと、精液が押し出されるじんわりとした射精感になります。
なお、勃起なしのトコロテン射精は、ウケとしては最高峰ともいえる快感「メスイキ」の途中段階です。
開発を続ければメスイキも可!
男性の「メスイキ」とは、「ドライオーガズム」の一種で、女性的なオーガズムを指します。ドライオーガズムは射精を伴わない絶頂で、単に精液が出ないだけだと「空イキ」と呼ばれます。一方で、メスイキは、自分を女性として扱い、女性のように何度もイク・女性のような喘ぎ声が出る・身体が痙攣するなど、メス化している点が特徴です。
メスイキでは、ペニスへの刺激や空イキよりも、さらに強く、大きな快感を得られるといわれています。メスイキができるようになると、普通のオナニーには戻れないほどハマってしまう人もいるとか。ディルドアナニーで精嚢や前立腺を刺激してアナル開発を進めれば、男性でも女性のように絶頂できる身体になれるのです。
ディルドアナニーをする前に
ディルドアナニーの成功のカギは、事前準備にあるといっても過言ではありません。準備を怠ると快感を得られないだけでなく、アナルが傷ついたり周囲を汚してしまったりする恐れもあります。
しっかりとディルドアナニーに必要なアイテムを揃え、お尻や行為場所の準備をしておきましょう。
用意するもの
ディルドアナニーでは、ディルド以外に下記のアイテムを用意しましょう。
【ローション】アナルは膣のように濡れないため、乾きにくいローションが必須
【浣腸】市販品のほとんどが50%グリセリン液。
【シリンジ】10ml程度のサイズ。浣腸時やアナルへのローション注入に使用。使い捨てタイプと再利用可のタイプがあるので要注意。
【指サック or コンドーム】指でアナルをほぐすため、衛生面から使用がおすすめ。
【タオル or 防水シート】ベッドや床などの保護に使用。
お尻の事前準備
お尻の準備では、浣腸とアナル洗浄の2段階があります。
1.浣腸
便意がなくても腸内には便が溜まっているので、そのまま指やディルドを挿入すると便が付着し、非常に不衛生です。ニオイが出て萎えてしまうことも考えられます。そのため、浣腸とアナル洗浄で直腸内をキレイにしましょう。
市販の浣腸の多くはそのままノズルをアナルに差し込んだら、浣腸液を注入できるタイプです。浣腸液だけ購入することもできますが、この場合は注入用のシリンジを使ってアナルに注入します。
浣腸は必ず適切な体勢で行う必要があります。立った状態で浣腸をすると腸壁が傷つくお恐れがあるため、トイレに座って前かがみになり、リラックスした状態で行うのがおすすめです。ただし、商品によっては横になった状態での使用を推奨しているものもあるため、必ず説明書を読んで、正しい手順で使用してください。
2.アナル洗浄
浣腸が終わったら、シリンジを使って直腸に自分の体温から-2度程度のぬるま湯を50~100mlゆっくり注入し、直腸の汚れを洗い流します。ウォシュレットを使ったアナル洗浄もできる場合がありますが、キレイに洗浄できないことも多いのであまりおすすめできません。
アナルに入れるお湯が多すぎると下痢になるため、適量が重要です。また、アナル洗浄はあくまでも洗浄であり、浣腸ではありません。アナルにお湯を入れたらすぐに出してしまいましょう。アナル洗浄は出てくる水が濁らなくなるまで続けてください。
場所の事前準備
それでは、ディルドアナニー本番のやり方についてみていきましょう。
- 肛門を指でほぐす
- 指が2本以上入るくらい柔らかくする
- ディルドを準備する
- ディルドをゆっくり挿入する
- 慣れるまでディルドは動かさない
- ディルドを出し入れする
1.肛門を指でほぐす
まずは入口を中心に肛門をほぐしていきます。指に指サックまたはコンドームを付けて、ローションを出しておきましょう。身体が冷えていると筋肉は緊張するので、お風呂に入るなど身体を温めておくのがおすすめです。
指はいきなり挿入せず、まずは入り口を優しくなでたり軽く押したりと、肛門への刺激に慣れるところから始めます。
2.指が2本以上入るくらい柔らかくする
通常、初めての人は人差し指も入らないはずなので、最初は小指から入れてみましょう。痛みを感じると人の体は反射的に筋肉を収縮させてしまいます。無理をせず、ゆっくりほぐしましょう。このとき、指で前立腺の位置を確認しておくとディルドでも刺激しやすくなります。
柔らかさの目安は、人差し指と中指の2本がスムーズに抜き差しできる程度です。使用するディルドの太さによってはさらに広げておく必要がありますが、アナルの拡張には時間がかかります。人によっては、1回で指が入るまでほぐせないこともあるため、繰り返しチャレンジして焦らず続けることが大切です。
3.ディルドを準備する
指がスムーズに出し入れできるようになったら、ディルドの準備をします。ディルド全体にたっぷりとローションを塗りましょう。
ディルドは事前にお湯に浸けたり電気毛布にくるんだりして温めておくのがおすすめです。ディルドが冷たいと、肛門に触れた瞬間ヒヤッとして入り口の筋肉が収縮して硬くなってしまい、痛みを感じやすくなってしまいます。
4.ディルドをゆっくり挿入する
できるだけゆっくり、痛みがないか確認しながらディルドを挿入してください。
直腸は姿勢によって鋭角に折れ曲がってしまうため、ディルドが入りにくいと感じることがあります。たとえば、真っすぐ座ると肛門に対して直腸が直角近くまで折れた状態になるため、ディルドを入れると腸壁に当たってそれ以上入りにくくなります。一方で、前かがみの姿勢になると、直腸が真っすぐになるためディルドを挿入しやすくなります。
そのため、初めのうちは直腸が折れ曲がらないM字開脚または横座りの体勢がおすすめです。
5.慣れるまでディルドは動かさない
ディルドを挿入したら、まずはディルドの太さや硬さ、圧迫感に慣れるまでディルドを動かさずに待ちましょう。一気に奥まで入れるのが難しい場合は、ディルドが半分入ったくらいで一度馴染ませます。ディルド挿入後でも、違和感や圧迫感が大きいと感じたら、ゆっくりと引き抜いてください。
最初からディルドアナニーで快感を得られる人のほうが珍しいため、まずはディルドをアナルに慣らすこと、アナル内の柔軟性を作ることを目標にしましょう。
6.ディルドを出し入れする
慣れてきたらディルドを出し入れします。初めてディルドを入れた人は、時間に持ち越しても問題ありません。何よりも無理をしないことが大切です。
ディルドを出し入れするときも、ゆっくりと小さく動かすところから始めましょう。また、馴染んで来たからといって無理は禁物です。
ディルドアナニーのおすすめの楽しみ方
ディルドアナニーにはさまざまな楽しみ方があります。ディルドアナニーでもっと気持ちよくなるためのコツや方法をみていきましょう。
- 入れる前にフェラをする
- ディルドを入れながらペニスや乳首を触る
- ディルドを床・壁に固定して腰を振る
- 前立腺・精嚢を集中的に攻める
- 事前に前立腺開発をしておく
入れる前にフェラをする
ディルドを舐めたり咥えたりすれば、フェラしている気分を味わえます。オナニーではいかに性的興奮を高めるかが気持ち良くなるためのポイントです。
ディルドのなかには、ペニスの浮き出た血管や亀頭、弾力の再現に力を入れた商品もあります。また、太さや長さ、硬さ、竿の反り方もさまざまです。好みのペニスが見つかれば、フェラをするときの視覚的な興奮度も高まりやすいでしょう。
ディルドを入れながらペニスや乳首を触る
初めのうちはアナルだけで快感を得ることができない人も珍しくありません。そのため、ペニスや乳首を触って、ディルドオナニー=気持ちが良いという感覚を覚えましょう。
また、ディルドを出し入れしながらペニスや乳首を触れば、セックスで2点、3点攻めされるときと同様に複数の快感を一度に楽しめます。理想のセックスを疑似体験できるので、ぜひ自分好みの快感を追及しましょう。アナニーしている姿を鏡に写したり、スマホで自撮り撮影したりするのも、羞恥心が増して興奮できますよ。
ディルドを床・壁に固定して腰を振る
ディルドの種類は多種多様ですが、吸盤付きのものであれば床や壁にディルドを固定することができます。床に固定すれば騎乗位が、壁に固定すればバックの体勢で腰を振って抜き差しすることになるため、よりリアルな疑似セックスを楽しめます。
ただし、手でディルドを出し入れするときよりもコントロールが難しく、ディルドアナニーに慣れないうちは腸や肛門を傷つけてしまう可能性があります。アナルがしっかりと柔らかくなり、ディルドがスムーズに出し入れできる状態になってから挑戦するのがよいでしょう。
前立腺・精嚢を集中的に攻める
アナルで気持ちよくなるためには、前立腺と精嚢への刺激は欠かせません。前立腺や精嚢への刺激は基本的に擦るのではなく、圧迫や振動が中心となります。まずは、前立腺や精嚢を押すイメージでディルドを押し当て、自分の気持ちの良い角度や力加減、動かし方を探しましょう。
前立腺は指で触れますが、精嚢は前立腺のさらに奥、指で届かない位置にあります。そのため、騎乗位の体勢で両手を後ろに付き、背中を反らしながら腰を落とすと、亀頭を精嚢に当てやすくなります。
前立腺や精嚢をうまく刺激できれば、トコロテンやドライオーガズムに達することも夢ではありません。ただし、前立腺や精嚢への刺激だけでイクのは簡単ではなく、人によっては数か月かかることも。何度もアナニーを繰り返して、丁寧に開発を進めましょう。
事前に前立腺開発をしておく
前立腺は男性のGスポットと呼ばれるほどの性感帯ですが、初めて刺激するときはゾクゾクとくすぐったいような感覚を覚える人が多いようです。
ディルドアナニーで快感を得るためには、事前に前立腺開発をしておくのがおすすめです。前立腺は肛門から5cmほど入ったお腹側にあります。前立腺は指で刺激できますが、どこにあるのかわからないという人は「エネマグラ」で確認するのがおすすめです。エネマグラは泌尿器科で開発された前立腺をマッサージする専用の器具で、アナルに挿入するとぴったりと前立腺を刺激できるようになっています。
エネマグラや指を使って前立腺への刺激を快感と感じられるようになったら、初めてのディルド挿入でも気持ちよくなれるでしょう。
知っておきたいディルドアナニーの危険性
大きな快感を得られるディルドアナニーですが、アナルは異物を挿入することを想定し器官ではありません。そのため、ディルドアナニーは身体への負荷が大きい行為であり、ディルドアナニーをするときは下記のようなリスクが存在します。
- 痔になるリスクがある
- 肛門が緩くなって便失禁・脱肛するリスクがある
- 直腸を傷つけるリスクがある
- ディルドが取り出せなくなるリスクがある
- EDになるリスクがある
これからディルドアナニーに挑戦したい人は、ディルドアナニーのリスクもしっかりと知ったうえで行いましょう。
痔になるリスクがある
ディルドを挿入することで、痔になるリスクがあります。たとえば、爪で引っ掻いたり無理やりディルドを押し込んだりすると「切れ痔」に、肛門周りの血管がうっ血したり血行不良になったりすると「いぼ痔」になることが考えられます。
痔になると座れない・排便が困難になるなど日常生活に支障をきたすことはもちろん、何度も痔になっていると傷が再生しにくくなり、慢性化することも。最悪の場合、手術が必要になります。
肛門が緩くなって便失禁・脱肛するリスクがある
頻繁にディルドアナニーを繰り返し、肛門の括約筋が緩んだままになると、お尻の穴から大便が垂れ流しになったり、直腸が肛門から飛び出たりといった深刻なトラブルになりかねません。
肛門の括約筋には、内肛門括約筋と外肛門括約筋の2種類があります。人が意識的に締めることができるのは外肛門括約筋で、内肛門括約筋は自律神経の働きによって無意識のうちに機能しています。この内肛門括約筋は、一度機能が低下すると元に戻らないといわれており、ディルドアナニーによって筋肉組織や皮下組織が大きく損傷すると、通常の生活を送れなくなることも。脱肛も括約筋が緩むことが原因で、最終的には飛び出た腸が戻らなくなる恐れもあります。
ディルドアナニーには、今後の人生を左右するリスクがあることをしっかりと覚えておきましょう。
直腸を傷つけるリスクがある
ディルドを挿入することで直腸内を傷つけるリスクあります。内臓が傷つくことの身体への負担は非常に大きいものですが、直腸には痛覚がないので炎症を起こして問題が大きくなるまで異常に気付けません。ディルドによって直腸に穴が開いてしまうこともあり、この場合は自然治癒は見込めないため外科手術が必須です。最悪、人工肛門になることもあり得ます。
さらに、直腸の粘膜はかなり薄いため傷つきやすく、通常のセックスよりも性感染症になりやすいといわれています。挿入時の摩擦でも小さな傷が付いてしまい、そのままアナルセックスをすると傷からウイルスが入り、HIVや淋病、梅毒といった深刻な病気に感染します。
ディルドを挿入したら気が付かないうちに直腸が傷ついていると考えておくほうがよいでしょう。
ディルドが取り出せなくなるリスクがある
ディルドアナニー上級者になってくると、奥までディルドを押し込みたくなります。そこで発生するリスクが、アナルにディルドが入ってしまって取り出せなくなるトラブルです。
救急外科や肛門科では、アナルから異物が取り出せなくなった患者が来院することは珍しくないといいます。一度ディルド全体が体内に入ると、腸の構造上、体内の奥深くに入り込むことが多く、医療機関で麻酔をかけて引っ張り出すか、開腹手術をして取り出さなければなりません。最悪の場合、腸を切り取ったり人工肛門になったりといった処置が行われることもあるようです。
EDになるリスクがある
ディルドアナニーで前立腺を刺激し過ぎると、ED(勃起不全)になるリスクもあります。
前立腺を継続的に刺激すると慢性前立腺炎の原因となり、この慢性前立腺炎はEDの原因になることがわかっています。慢性前立腺炎は前立腺を直接刺激しなくても、長時間のデスクワークや車の運転などでも起こるといわれており、ディルドアナニーによって発症リスクが上がるといえるでしょう。
安全にディルドアナニーするための注意点
このようにアナルへの挿入にはさまざまな危険が伴います。そのため、アナルにディルドを挿入するときは、必ず以下を守ってください。
- ディルドや手は必ず清潔にしておく
- ディルドを挿入する前の事前準備はしっかりと行う
- ローションはたっぷり使う
- ディルドアナニーは1週間に1回程度に留める
安全にディルドアナニーを楽しむための注意事項を詳しくみていきましょう。
ディルドや手は必ず清潔にしておく
アナニーに使うディルドや手指は清潔にすることが必須です。
大便が通る腸や肛門には大量の細菌が住んでいます。たった1gの大便でも1兆個の腸内細菌がいるため、浣腸をしても数百万の細菌が残っている可能性があります。大腸菌や黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌といった有害な菌が手指や体、周囲に付着し、傷や粘膜から体内に入ると、尿道炎や食中毒といった病気になりかねません。
ディルドアナニーの前と後は、ディルドや手指をキレイに洗って、できれば肌に付いても問題ないアルコールで消毒をしておきましょう。
ディルドを挿入する前の事前準備はしっかりと行う
浣腸が不十分だと大便がディルドや手指に付着し、非常に不衛生な状態になります。また、いきなりディルドをアナルに挿入すれば、肛門や直腸が確実に傷つきます。ディルドを挿入するときは、事前準備が何よりも大切になるため、しっかりと行いましょう。
肛門の括約筋の収縮は強いため、痛みが出ない範囲で少しずつ広げていきます。無理にディルドを挿入するのは絶対にNGです。
ローションはたっぷり使う
アナルにディルドを挿入するにはたっぷりのローションが必須です。ローションが足りないと腸を傷つけたりケガをしたりする原因になります。
ローションにもさまざまな種類がありますが、ディルドアナニーでは高潤滑・高粘度の乾きにくいねっとりとしたローションを使うのがおすすめです。ただし、アナルプレイでよく用いられるシリコンローションはシリコンを溶かし、劣化させる性質があります。ディルドがシリコン製の場合はシリコンローションは使用できないので、購入時には成分を確認しましょう。
ディルドアナニーは1週間に1回程度に留める
浣腸・アナル洗浄やアナルへの挿入は、肛門にも内臓にも負担がかかる行為なので、最低でも4日、できるだけ1週間程度の期間を空けて行うようにしましょう。
ディルドアナニーを頻繁にし過ぎると、先述したような便失禁・脱肛や直腸の損傷、EDといったトラブルになる可能性が上がります。排便のコントロールができなくなったり、人工肛門になったりすると通常の生活は送れなくなるため、しっかりと休息期間を設けましょう。
どの程度でアナルが回復するのかは人によって異なります。違和感がある場合は、1週間といわず、完全に回復するまで休むことをおすすめします。
【初心者向け】アナニー用ディルドの選び方
ディルドアナニー初心者の場合、無理せず挿入できるサイズのディルドを選ばなければなりません。注目すべきは「太さ」「長さ」「形状」「硬さ」の4点です。
ディルドの太さ
初心者の場合、アナルディルドの太さは2cm、大きくても3cmまでを目安にしましょう。
人の人差し指の太さは1.5cm程度なので、指の1~2本分の太さのディルドを選ぶようにしてください。日本人男性のペニスの平均的な太さが3.5cmですが、このサイズのディルドを初心者がいきなり挿入するのは困難です。指を挿入してみてなかなかほぐれないと感じたら太さが1~2cmの最小クラスのディルドから試してみましょう。
ディルドの長さ
ディルドの長さは、持ち手を含め16cm程度を目安にしましょう。このサイズのディルドは初心者向きとされている商品です。
前立腺は肛門から5cm程度のところに、精嚢は肛門から8cm程度のところにあるため、最低でも8cm以上あるディルドを選ぶ必要があります。ちなみに、日本人男性のペニスの平均的な長さは、13.5cmといわれています。
ディルドの形状
アナルへの刺激に慣れていないうちは、刺激が少ないディルドを選びましょう。
ディルドの形状はさまざまで、刺激を強めるために大きな凹凸が付けられているものが存在します。最初のうちは、つるんと凹凸のないタイプか、ペニスをリアルに再現したスタンダードタイプのディルドがおすすめです。
ディルドの硬さ
アナルへの挿入が慣れないうちは、柔らかめのディルドを使用するのがおすすめです。ペニスをリアルに再現したタイプのディルドは、質感や弾力感も本物を意識して作られているため適度な硬さといえるでしょう。
ただし、ディルドの硬さは形状や目的によって異なります。前立腺を集中的に刺激したい場合は、ある程度の硬さが必要です。
初めてのディルドアナニーにおすすめのディルド10選
最後はディルドアナニー初心者の人向けに、初めてでも使いやすいディルドを10商品紹介します。自分好みのペニスを探してみてください!
ボス シリコンホーンディルド S
スティックディルドシリーズの「S」は、最も小ぶりな初心者向けサイズのスティックディルドです。硬めのボディですが、凹凸がない先細りの形状で、カーブしたフォルムがアナルにつるんと挿入しやすい設計になっています。
サイズの異なるディルドの2本のセットで、大きいほうが長さ90mm・最大径20mm、小さいほうが長さ72mm・最大径が13mmと、ディルドの中でも最小クラスです。根本にはリングが付いており、出し入れしやすいだけでなく、アナルにディルドが入ってしまわないための工夫がなされています。
本体サイズ | 全長110mm、最大径34mm、重量83g |
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初心者用ディルド ア●ル1年生
「初心者用ディルド ア●ル1年生」は、アナル挿入練習用の吸盤タイプのアナルディルドです。初心者向けというだけあって、最大径が20mmというかなり細身の設計。指程度の太さのボールが3つ配置されていますが、凹凸は控えめです。
すぐに使えるローションも付属しているので、アナル開発の完全初心者におすすめ。ただし、細身&凹凸も控えめなので、すでにアナル開発を始めている人にとっては物足りないかもしれません。
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
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これが入らない!ってことはないかと
とにかくめちゃくちゃ細いです!
小指と同じぐらいかちょっと細いかくらいで、完全初心者でもこれで入らなかったら普段どれだけ細いウ◯コなんだっていうくらいのビギナーサイズです!
ちょっと凸凹してるので出し入れするとほんのり刺激があります。
ちゃんと使えたのでいいんですが、あまりに細いのであんまり練習にならないかも?
押し込む感がなさすぎて、もう少し膨らんでたもののほうがいいかもしれないです。
でも太さの最低ラインを知るのならいいのかも!
(お客様からのレビュー)
ちんアナゴ
「ちんアナゴ」は、凹凸のないフォルムとゆるやかなカーブがまるでチンアナゴのようなディルドです。数あるディルドのなかでも最もシンプルといってもよいつるんとしたデザインは、凹凸のあるディルドの挿入が苦手という人や初心者向きといえます。
1番大きいサイズ「長男」、スタンダードなサイズ「次男」、初心者向きの小さいサイズ「三男」の3種類があります。長男・次男はアナル経験済みの人向けといえるサイズ感ですが、三男は長さ130mm・最大径25mmなので初心者でも使いやすい太さです。
本体サイズ | 【長男】全長180mm、最大径35mm 【次男】全長160mm、最大径30mm 【三男】全長140mm、最大径25mm |
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素材・成分 | シリコン |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
初心者向け!
ちんこの形でなくただの円柱なので嫌悪感はなし!
その分刺激もほとんどなし!
挿れる練習にはなるけれどディルドーとか使ったことない人に使ったりお尻の拡張に使うには丁度いいんじゃないでしょうか
白くて汚れやカスがついたときに目立ちやすいのが個人的にはマイナスー
(お客様からのレビュー)
アナルステップ 開発編
「アナルステップ 開発編」は、アナルを段階的に開発するための吸盤付きアナルディルドです。適度に曲がる弾力があるため、挿入に不慣れな初心者でも使いやすいでしょう。
挿入部には大きさが異なる4つの膨らみが付いており、下に行くほど太くなっています。そのため、段階的にアナルを開発・拡張できます。最初の膨らみは指の先ほどの大きさなので初心者から使えますが、最大径は40mmあるのでその後のアナル開発でも長く使い続けられます。
本体サイズ | 全長175mm×、最大径40mm |
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みちのく
「みちのく」は、超ロングセラー王道ディルドです。みちのくシリーズは累計100万本の売上を誇っており、アナル専用ではありませんがリアルなペニスでのディルドアナニーをしたい人にはぴったりでしょう。
日本人男性の平均的なペニスを再現しており、カリ高で大きめの亀頭と浮き出た血管、たっぷりとした陰嚢は間違いないデザインといえるでしょう。吸盤付きで、サイズも7種類と豊富。1番小さいXXSサイズは挿入部95mm・最大径25mmなので、ディルドアナニー初心者でも挿入できるサイズです。
本体サイズ | 【XXSサイズ】全長115mm、最大径25mm、重量91g 【XSサイズ】全長125mm、最大径30mm、重量128g 【Sサイズ】全長150mm、最大径35mm、重量176g 【Mサイズ】全長160mm、最大径35mm、重量203g 【Lサイズ】全長185mm、最大径42mm、重量340g 【XLサイズ】全長200mm、最大径45mm、重量502g 【XXLサイズ】全長220mm、最大径48mm、重量662g |
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クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
結局至高
みちのくに始まり、みちのくに終わる……そんな安心感があります。
固めのみちのくでゴリゴリするとほんとに気持ちいい……常に一本は常備しておきたい定番。
(お客様からのレビュー)
みちのく 突撃一番
「みちのく 突撃一番」は、みちのくシリーズのなかでも細身の吸盤付き初心者向けディルドです。スタンダードなみちのくよりも、すらりと真っすぐ伸びた竿が特徴。挿入部は120mm、最大径は25mmと、初心者でも安心のサイズといえます。
通常のみちのくシリーズのディルドよりも柔らかいものの、適度な弾力はあるので、初心者でも挿入しやすい設計になっています。陰嚢がないタイプなので、根本までずっぽりと挿入が可能です。
本体サイズ | 全長120mm、最大径25mm |
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クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
細めですがいい感じです。
アナニー用途で購入しました。
ある程度アナルいじりをしてるひとならなんの抵抗もなく飲み込める程度の細さです。
とはいっても、細すぎるわけではなくちょうどいい細さといった感じ。
柔らかめの素材で挿入した感じもよく馴染む。
価格にしては満足度高い商品でした。
(お客様からのレビュー)
みちのく 突撃二番
「みちのく 突撃二番」は、細身の初心者向き商品でありながら、しっかりとした上反りが特徴のディルドです。みちのく 突撃一番と同様に、通常のみちのくシリーズのディルドよりも柔らかいながらも弾力性があります。
挿入部は95mm、最大径は270mmと小ぶり。しかし、反り返った竿と陰嚢によって、みちのく 突撃一番よりもリアルな見た目に仕上がっています。反り返りによって、曲がった直腸のなかでもしっかりと亀頭で前立腺を刺激することができるでしょう。
本体サイズ | 全長95mm、最大径27mm |
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クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
ちょうどいい
アナル初心者ですが、ちょうど良かった。
いろいろアナルグッズもあるけど、やっぱこの形であることで背徳感演出できて、そこが良い。
反りがありすぎて扱いにくいのはご愛嬌。
(お客様からのレビュー)
アナスピン ホーン
「アナスピン ホーン」は、半球型の土台とツノのような細身の先端をもった挿入部が特徴的なアナルディルドです。
挿入部の長さは115mm、最大径は30mmと初心者でも使いやすいサイズ。ツノ部分は細身なので、アナルほぐしにも使えます。半球型の土台を床や壁に押し当てるとディルドを当てる角度を調整しながら腸壁や前立腺を刺激できます。しっかりと固定できない不安定さが他のディルドにはない快感を生んでくれます。
羽根のような形状が特徴の「アナスピン バード」もありますが、最大径が350mmと少し太くなるため、こちらはアナルプレイに慣れてきた人向けといえるでしょう。
本体サイズ | 全長145mm、最大径30mm |
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素材・成分 | シリコン |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
不安定かも?
土台の半球のおかげで確かに自分の好みに合わせて角度をを変えることができます。
しかしそのぶんぐらつきやすく、不安定なのでずっと刺激し続けるのが難しいです。
(お客様からのレビュー)
やわらかまんぼう フラット
「やわらかまんぼう フラット」は、つるんとしたフォルムに、控えめな凹凸が特徴のスティックタイプのアナルディルドです。
本体は高弾力ですが、U字に曲げられるほどの柔軟性を持っています。ボディの長さは188mm、最大径は32mmで最小クラスではありませんが、かなり柔らかいのでアナル初心者でも挿入しやすいようです。
やわらかまんぼうシリーズでは、リアルペニスに近い亀頭を持つ「やわらかまんぼう」や、はっきりとした亀頭とねじれを持つ「やわらかまんぼう ツイスト」もアナニーにおすすめ。
本体サイズ | 全長190mm、最大径25mm |
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素材・成分 | TPR |
クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
新しい感覚
フラット、ツイスト 両方を購入。
かなり柔らかいので、アナル初心者でも痛みを感じ無いで使用出来ると思います。
フラットはじわ~っと肛門を圧迫する感覚が得られ、ツイストは抜く時にボコボコとアナルを刺激して、その感覚が癖に成りそう。
さらに、風呂場だと温かく湿気のせいで少量のローションで長く味わえるのでお得感が有りました。
(お客様からのレビュー)
ぷにっとりある大型ディルド 12cm
「ぷにっとりある大型ディルド 12cm」は、大きく重量感のある土台とリアルなペニスが魅力の据え置き型アナルディルドです。
リアルさを追及したペニスは、血管の凹凸やピンクの亀頭が再現されています。かなりリアルな見た目なので、疑似セックスやフェラの興奮度を高めてくれます。挿入部のサイズは長さ120mm・直径300~320mmなので、初心者でもしっかりとほぐせば挿入可能です。
吸盤は付いていませんが3kgの重量があるため、床やベッドに置いて騎乗位で使えるだけでなく、クッションや枕を使えば正常位やバックも楽しめます。
本体サイズ | 【全体】幅210mm、高さ230mm、奥行き240mm 【ディルド】全長120mm、最大径32mm |
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クチコミ評価 |
商品レビュー一覧 |
短く思えて丁度よい大きさのディルド
最初はベッドに置いて使用しましたが、ぐらついたので畳に置きました。
すると、ちょうどよくフィットし、激しく動くことができました。やはり、堅いところに置いたほうが安定感があります。
大柄な本体サイズに加えて長さは12cmと小さく感じられ、見た目のバランスはいいとは言えません。一方で、いざ入れてみると手頃な大きさで、それでいて深部まで当たります。
あまりに大きいサイズだと押し広げられる感覚がある一方で、快感は弱くなってしまうように思います。そうした意味でこのディルドの12cmという長さは適切なのでしょう。
素材はソフトでぷにぷにしており、人間の肌では得られない感覚ですね。それでいて、カリの部分は凹凸があり、しっかりと中を刺激してくれます。上から責める体勢でプレイしてみると、それをよく感じられます。
(お客様からのレビュー)
まとめ
本記事では、ディルドアナニー初心者向けに、知っておくべき注意点やアナニー時の準備・手順、おすすめの商品などを解説しました。
男性のアナルはペニスでは得られない快感を生む性感帯です。ディルドアナニーでのアナル開発は、ゲイやバイの男性はもちろん、ペニスバンドを付けた女性に責められたいというM気質の男性も楽しめます。
ただし、ディルドアナニーは正しい知識を持って行わないと、ケガや病気の原因となり、日常生活に支障をきたすトラブルを招きかねません。事前準備をしっかりして、無理をせず、ゆっくりと開発していきましょう。