初心者カップルのためのソフトSM講座 縛られて結ばれて「更なる羞恥はお尻にあり。開発から、アナルセックスまでの道」

SMに興味がある方の中には、アナルセックスをしてみたい、と考えている方も、多くいらっしゃることと思います。下半身にもうひとつ穴があるわけですから、性的好奇心の強い人ならば「挿入したら、どんなふうに気持ちがいいんだろう」と妄想するのも当然のことです。

「アナルに興味がある」なんて、アブノーマルとされていますが、むしろアダルトビデオやインターネット、成人向け雑誌などで、これだけ多種多様な性行為のやり方が紹介されているのですから、アナルセックスに興味を持ったとしても、「自分は変態かもしれない」とショックを受けることはありません。アナルセックスにしか興味が持てないということだと、ちょっと変態じみていますが。

アナルアナルと連呼していますが、実は「アナル」って「肛門」という意味ではないことはご存じですか。「アナル(anal)」は形容詞で「アナルの」という意味。「肛門」は正しくは「アヌス(anus)」なのです。

なので「アナルが好き」「アナルがしてみたい」って言うのは間違い。「アヌス(肛門)が好き」「アナルセックス(肛門性交)がしてみたい」が正しい言い回しです……というわけで、今回はアヌスに関するグッズをご紹介します。

「痛い」「怖い」に並んで、「汚い」が女性がアナルプレイを嫌がる理由です。女性にとっては糞便を見られたり、においを嗅がれることは、舌を噛み切りたくなるくらい恥ずかしいことですから。なので、最初はこちらを使って腸内をどうぞ洗浄しましょう。

排泄シーンを見たい気持ちがあっても、まずはひとりでお手洗いに行かせてあげてくださいね。肛門関係は本当にハードルが高いので、決して無理をさせないように、最初は出来るだけソフトに行いましょう。が出ていいですね。オイルなので、身体がテカテカと光った感じになるのも、フェティッシュです。

見た目は本格的ですが、注射器型に比べれば入ってくる感触はソフトなのが、この点滴型の浣腸器です。入ってくる感覚が緩やかなので、怖がりな女性には最適です。

その分、ゆっくりと時間を掛けて浣腸液が流れ込んでくることになるので、たっぷりの言葉責めと合わせると興奮が倍増することと思います。せっかくなので言葉での責め方も、問診型にすると、より医療っぽさが増して楽しめると思います。

アヌスというタブー感あふれた器官に触れられることで受ける精神的な刺激は、ただでさえとても強いのですが、さらに気分を盛り上げたい時は、注射器型のものを使ってみるといいと思います。

より気軽に使えるのがプラスチック製のもの、さらに本格的に挑戦したい場合はガラス製をチョイスしてはいかがでしょうか。

四つ這いの態勢で受け入れると、浣腸液が入っていくところが見えないからこそ、「どれくらい注ぎ込まれちゃうの?」とゾクゾクとした快感を味わえますし、容器から漏れる冷たい浣腸液が肛門に当たった瞬間の、ヒヤリとした感触もマゾ心をくすぐるものです。

浣腸で腸内のものを出した後は、いよいよ挿入です。といっても、ペニスを入れるのはまだまだ早い。もっと細くて入れやすいもので、慣らしてあげてください。

小さい玉が数珠つなぎになったアナルパールは、いくつまで入ったのかが数えられることで、頑張った成果がわかりやすいので、される側としても達成感を得やすいというメリットがあります。一気にすべて入れようとせず、少しずつ入れる玉の数を増やすようにして、拡張を進めていってくださいね。

アナルパールでは物足りなくなってきたらさらにその次、バイブに進みましょう。膣に入れる普通のバイブよりは細めで、出来ればアヌス専用のものがやっぱり使い勝手がいいです。

初めての場合は、挿入されるだけでも十分に刺激的なので、スイッチを入れる場合は注意深く、相手の反応を見ながらにしましょう。スイッチを入れることを許してもらえたら、彼女は肛門の快感に目覚めつつある証拠。アナルセックスはすぐそこです!

例え、最終目的地がアナルセックスにあるといっても、いきなりぶち込むなんて野蛮なことはしてはいけません。きちんとアヌスを拡張し、清潔にしてからではないと、切れて出血したり、そこからばい菌が入ったりして危険です。

そもそも、準備もせずに挿入しても痛いだけ。あなたのアヌスにオチンチンが入ることを想像すれば、いきなり突っ込むのは無茶だってことはわかりますよね。極力ソフトに、苦しみではなく快感を与えることを念頭において、アヌス開発に挑戦してみてくださいね!