オナホキングダム「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」レビュー

みなさん、こんにちはせがわPです。いよいよ冬まっただ中でちんこも縮み上がる2月を迎えました。

オナホウォーマーと「膣内温感ローション」を組み合わせて、なんとか抜きをしのいでいるわけですが、オナホウォーマーは加熱した状態で何十分もさしっぱなしにしておくと、オナホールの内部構造が溶けることがあるので気をつけましょう。スタンバイの数分で寝落ちして、何度大切なオナホールをダメにしたことか……。

さて本日ご紹介のオナホールは驚愕の構造にして、オナホールで「あったらいいな」をスタイリッシュにくまなく盛り込んだ全部盛りのオナホール「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」のご紹介です。

結論から申し上げますと、かなりの意識高い系、痛いほどの強い刺激、なにより良くも悪くもエロくない!! オナホールです。 見た目通りのハイエンドなレビューは商品説明をご覧いただき、オナホキングダムでは「実際どうなの!?」をご案内します。

まず大切なことはとにかく「説明書を読む」ことです。 特に充電のくだりはバッチリ読んでおかないと、思わぬ事故や破損につながります。長く愛用するにはとにかくマニュアルをしっかり読むことです。 充電ケーブル1本まで、何もかもがハイエンドでスタイリッシュです。ローションは2回分付属しています。

リンゴマークの会社さんから新製品? いやちがう! TENGAのオナホールだ!!

パッケージの質感は完全にiPhoneやiPadです。オナホールの近未来化もココまで来ました。

「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」は、見た目と使用感を高次元で両立させている、TENGA社のフラッグシップモデルと言えるでしょう。使用感やデザインはもちろん、成型精度やメンテナンス性、さらに1年保証までフルパッケージにしている姿勢に脱帽です。 今まではジョークグッズと括られていたのに、そこに1年保証をつけるというのは、まさにオナホールの時代と文化が一歩進んだ証拠じゃないでしょうか。

本体と充電台座部分はマグネットで固定、充電されます。オナニー中でも中断時には台座に立てて保持できるので衛生的です。

繰り返し使えるTENGAのフリップシステムですね。 パチンとフタをして樹脂のレールでロックする方式で、モーターと充電電池はレールパーツの底部に内蔵されています。ちなみに使用後は接続部が「精液だまり」になります。

「みちのくバイブJr. M」をハメてみました。にぎった感じは一般的なオナホールと同サイズです。

手にしてみました。よく馴染むフォルムです。「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」本体の腹を抑えると、ギュッと圧迫することができます。樹脂の良さと軟質素材の良さをバランスよく組み合わせています。

洗浄時の耐久性を重視してか、かなり弾力のある素材です。RIDE JAPANのハードタッチが質感として近いです。ただでさえ硬めのハードタッチの素材に、かなり強い刺激のモーターが内蔵されています。挿入時からモーター全開でいくと、裏スジが痛いほどの印象でした。

しかしイク寸前にモーターを「スイッチオン!」をすると、まさに脳天直撃! 全オナホールの中でも1位2位を争う快感を味わうことができます。 常時”モーターを回して出し入れする”いうよりも、ブーストかける「ココぞ!」な瞬間に「スイッチオン!」すると一気に快感を加速させることができるでしょう。

性家電「A10サイクロン スタンドアローン」との2ショット。 A10も「ちんこマッサージ器」に特化したオナホールです。ただ、超気持ちいいです。搾乳ならぬ搾精マシンです。

ただね、冒頭にも書いた通り、「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」はまったくエロくないんですよ。エロくないオナホールは往々にして、ちんこのマッサージ器です。実際の女性にハメたときとは、気持ちよさと刺激がまったく異なります。 「ちんこをマッサージするに特化した名器」だけに、気持ちよさのツボは押さえられているのですが、脳内の“オカズ”とシンクロした気持ちよさが得られるかというと少し違う印象でした。

「ちんこを刺激するポイント」は超機械的に押さえられているので、とにかく気持ちイイです。ちんこを差し込んだ瞬間から抜きにかかってきます。 でもほら、オナニーの楽しみは、ぱぱっと抜けばそれでいいってわけでもないじゃないですか。脳内のエロエロな肉質感イメージ重視のオナニーとすると、「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」は機械的な挿入感なので、やや向かないかもしれません。

せがわPはもともとエロアニメをオカズとすることが多いので、かえって機械的な刺激がしっくりきました。 実在する女優さんのビデオよりも、二次元系アニメやマンガをオカズとするほうが、「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」ではオナニーが捗るかもしれませんね。

マニュアルには「充電しながら乾燥させることができる」とありますが、結構水滴が落ちてくるので、充電と乾燥は別個で考えたほうが良いかもしれません。

専用のローションもリリースされていますが、「アイディグライド」のような少量で超ツルツルなローションも、内部構造が引き立ってイイ感じでした。

完全に近未来的なアートオブジェです。 使用洗浄後、乾燥時にはこのように、オープンした状態でスタンドにかけることができます。

「TENGA FLIP-LITE US MELTY WHITE」や「TENGA FLIP HOLE」、「TENGA FLIP 0」など、TENGAシリーズは今までにも繰り返し使えるものとして開放して洗浄できるパカパカ機能を搭載したモデルがありました。 「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」も例にもれず、 挿入時の振動機能とデザイン性を損なうことなく、メンテナンス性が抜群に良くなっています。特に衛生面を気にされる方には「割って洗える」この安心感は何物にも代えがたいです。

実際に分割した状態で乾燥させるので、内部が洗浄後にしっかり乾いたことも確認できるので、本当に安心さんです。「オナニーを安全に楽しむ」メーカーの姿勢が伝わってきます。

以上、「TENGA フリップゼロ エレクトロニック バイブレーション」のご紹介でした。オナホールをお迎えする、というよりも、ハイエンドなちんこのマッサージ器を導入する、という感じでした。 上記のとおり「エロくはない」ですけど、とにかく抜きにかかってくる無機質系な刺激は、コレはこれで新鮮ですし、スゴイですよ。何度でも繰り返しこの刺激が味わえると考えると、決してコスパは悪くないと思います。