オナホキングダム 「温泉欲情」レビュー

みなさん、こんにちは。せがわPです。 今回紹介するオナホールは老舗メーカーのニュースタンダードと表現するにふさわしい、安心快感オナホール「温泉欲情」の紹介です。

トイズハート製かな? という雰囲気満点のサイズ感とキャッチーなイラストです。インテリアとして飾っておきたくなります。iPhone6+と比較しました。

開封しました。ブリスターにガッチリ守られているので運搬時も安心です。良心的なミニボトルのローションは20ml入りで、3～4回分は使えそうです。

最近オナホール売り場を歩いていて特に思うのは、オナホールとの出逢いにはストーリー演出も重要だなぁということです。艶々ときらめく、肌色全開で汁気満点のパッケージに囲まれながら、直感でオナホールをゲットすることも多いと思います。しかし世を闊歩するオナニスト諸兄は、パッケージを見た瞬間、脳内でドラマを展開される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今晩はどの娘に抜いてもらおうかな……。第一印象から始まる物語、それは人の出会いもオナホール娘との出会いも同じくらい大切です。そういう意味ではトイズハート製のオナホールには、往々にしてパッケージから妄想が広がる、ストーリーの演出が色濃いです。

「温泉欲情」はオナホールとしての奥ゆかしい快感もさることながら、イラストから伝わってくるメッセージがすごいです。ふんわりとした温泉宿での逢瀬しっとりとした美少女と過ごす夜のイメージと中身の使用感が見事にマッチした、感情移入のはかどるオナホールです。トイズハート先生の素晴らしい演出にまずは1本取られてしまいます。

トイズハート伝統の面影を残しつつ進化を感じさせるくびれボディです。無次元構造ながらも肉厚が均等になる絶妙なくびれの設計です。

挿入口は幅広くゆとりがあります。グイッと押し込むというよりは迎え入れてくれる感じでやさしさを感じます。

挿入した際の肉厚も充分で、そうそう破損する気配はありません。画像で挿入しているのは「みちのくバイブJr. M」です。

トイズハートさんらしい、しっかり抜けるにもかかわらず、やさしい抱擁感で安心する名器です。最近は狭くてキツキツな挿入口がややトレンドになっていますが、「温泉欲情」の挿入口は、カリを奥へ奥へと導いてくれるようなやさしさに満ちています。挿入口付近は押し込むではなくふわっと触れて、まるでシルクの絨毯です。奥へ差し入れる毎に絡みつき、ゆっくり締めつけてくる感覚は、勢いや力づくのオナニーでは決して味わうことができない、上質な快感です。言うなれば「和」の奥ゆかしさとおもてなしを感じるオナホールです。

また、トイズハートの素材は繰り返し使用して洗浄を繰り返していると、本体素材の脱脂が進んで内部構造がさらにシャープになり、快感が研ぎ澄まされます。いわゆる「覚醒効果」です。長いお付き合いが楽しみになるオナホールですね。

付属のローションボトルはドロップ式の注ぎ口ですが、力任せはご用心。このタイプは製品仕様ではありますが、ローションの威力に負けて口ごと取れることもしばしば。「温泉欲情」のように、ハイスタンダードなオナホールで注目したいのは、ローションの質による快感の変化です。付属のローションは画像のとおり、ゼリーのように盛れるくらい、かなりもったりしています。付属のローションで「温泉欲情」を使用すると、包まれ感がさらに強調されるといいますか、いい意味で現実の挿入感に近いものがありました。

今回は付属のローションと、同じメーカーのトイズハート製「おなつゆ」を比較しました。使用感がぜんぜんちがいます。対して試してみたのは、同じくトイズハート製「おなつゆ」です。

糸引き粘度は付属のミニボトルローションと同じくらいですが、こちらはかなりサラサラとした液状のローションです。使用感は内部構造のヒダひとつまで感じられるくらい、シャキシャキとしたものになります。パッケージ裏にもある「ゾリゾリ感」「搾り取られるスパイラル」の快感が、ダイレクトに響きます。好みにもよりますが、せがわPとしては付属ローションを用いた、オナホールとの一体感重視の快感も悪くはないですが、「温泉欲情」本来の質感を楽しめる「おなつゆ」との組み合わせが好みでした。

「ゆっくり浸かってリラックスしてね」この謳い文句に偽りなしです。本当に安心して気持ちよくなれます。

以上「温泉欲情」の紹介でした。まるで日々の疲れを癒しにぶらり一人旅、アバンチュールを楽しむような快感と演出に、ちんこも脳内も舌鼓です。まさに「温泉欲情」で、安心ほっこりなオナホールでした。