オナホキングダム 「バインドスレイブ」レビュー

みなさん、こんにちは。せがわPです。 さて本日ご紹介のオナホールは「バインドスレイブ」です。 日本語訳したら緊縛奴隷、ということで緊縛がキーワードになります。 使用した感想を一言で申し上げますと、「時間差による波状責めを体感できるユニークなオナホール」です。

パッケージを500円玉と比較してみました。 手が伸ばしやすい価格帯の割には大きくかわいいパッケージイラストで、飾っておきたくなるような存在感とお得感があります。

本体はブリスターパッケージでがっちり固定されています。 見た目にも緊縛感がすごいです。付属のローションは「ボクのおなぺっと2」に付属しているものと同じです。

みなさまは「緊縛」と聞くと、何を思い浮かべますでしょうか。 せがわPが初めて緊縛を意識したのはたしか小学生のころ、プール教室の帰り道で見かけた、水着や肩かけカバンのくい込み、またはくい込み痕でした。 パーツはもちろんのこと、肉感が強調されててなんかいいなぁと、幼少時代からぼんやり眺めていたものです。

決定的に緊縛ってイイよね!! とスイッチが入ったのは、青春時代にディスクがすり減るほどプレイした「臭作」というPCゲームです。 特に衣服を全部脱がさないで緊縛を施すことで、絶妙なチラリズムと、さらに強調された肌色の肉感、恍惚とした表情に強烈なエロを覚えるのでした。

オナホールの中でサオが束縛され、宙吊り状態になるような構造をしています。 「絡みつく」「締めつける」「ひっかける」とも異なる、まったく新しい構造です。

「バインドスレイブ」の内部構造は空間的な二重構造といっても過言ではない作りになっています。 オナホールとしての内部構造とその中に指を縛りつけるようなストリングス構造が「宙吊り」状態で設置されているのです。

これは一体どのように成型しているのかと、実にエポックメイキングな内部構造です。 まさか内部に設置されたストリングス緊縛構造は、職人さんが1つ1つハンドメイドで溶接してるのか……? と想像しましたが、 技術的な革新をもたらす面からも、MATEさんのオナホールへの意欲的な姿勢がお伺いできてうれしくなります(^^)

このように挿入時は少しだけ広げて、緊縛ユニットの中心部分をサオで捉えないと、中心からそれて挿入されてしまい、せっかくの快感がモヤモヤします。

「バインドスレイブ」はオナホール内に宙づり状態で設置されているストリングス(プレゼンツハンガー)の中心にサオを挿入しないと、本来の快感が得られません。 使用感としても実にユニークで、ぎゅっと縛りつけられるようなきっつい緊縛感というよりも、ハンドシェイクのタイミングとプレゼンツハンガー部分の前後タイミングにズレが生じるので、その時間差からくる、ピンッピンッ! と、こぎみよいストリングスの弾くような快感が、とても新しいです。

オナホールの快感値というのは基本的に「締めつけ」「吸いつき」「ひっかかり」で評価できると思っていましたが、「バインドスレイブ」にはどのカテゴリとも異なる、特有の快感がありますね。斬新であるにもかかわらず、きちんと"抜ける"オナホールに仕上げてくる、すばらしい企業努力です……!

外観が束縛テイストだったので、実際にストリングスで縛ってみました。

ええか? ええのんか?? このまま挿入すると締めつけがマシマシ、見た目や手触りの雰囲気もマシマシで、悪くなかったです(=^ェ^=) が、ストリングスが細すぎたのかオナホールが悲鳴を上げました。やはりストレスのかかる素材での扱いは要注意なようです。

高いコストパフォーマンスながら、斬新な内部構造を実現している「バインドスレイブ」ですが、プレゼンツハンガー構造は極めて細い樹脂で成型されていて、毎回洗うごとに内部構造のストリングスがちぎれます。しかし、これはむしろポジティブな結果につながるのでご安心ください。

ちぎれたストリングスはむしって捨てずに、そのまま内部構造にぶら下げておくと、挿入時に不規則な動きをともなった触手として機能するのです。ストリングス構造特有の、締めつけと時間差ニュルニュル感はクセになりますが、触手だらけのオナホールも決して悪くありません。

さらに素材は「ボクのおなぺっと2」と同じ素材なので、繰り返し使うごとに、快感が増大し、オナホールが"覚醒"します。使うごとに楽しみになりますよ!

以上、「バインドスレイブ」ご紹介でした。 改良を施すとしたら、創意工夫をもって設置されている内部の緊縛ユニットこと「プレゼンツハンガー」を、硬めのハード素材に置き換えることができたら、さらにバラエティーに富んだ快感が実現できると思いました。