オナホキングダム 「キトースティック」レビュー

みなさん、こんにちは。せがわPです。 今回はスタンダードな形状のオナホールから少しだけ離れまして、亀頭をピンポイントで攻めてくれる今年リリースのアダルトグッズ「キトースティック」について紹介します。

突然ですが皆さんは、スティックと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

スティックと言えば杖、杖といえば神聖な儀式やまほうつかいの装備、登山や日常生活等、幅広いフィールドをカバーしてくれます。転ばぬ先のスティックに、ゲームセンターでは格闘ゲームの十字スティック、食べやすくカットされたスティックパンやおしゃれなオードブルで野菜スティック、そして今日のスティックはオナニーにおいても、亀頭を中心にカリをスタイリッシュに攻める「キトースティック」です。

パッケージは本体をしっかり主張するように、ブリスターパッケージとなっています。 まるでアメリカのヒーロートイズのようなスタイルですが、中身をここまでクリアに誇示できるのはメーカーが商品に自信がある証拠です。

この通り、雑貨と並べて置いてもインテリアとして自然に溶け込みます。 シルバーのワンポイントが高級感を演出しています。

あまりにオシャレな形状なので、寝室で撮影しました。 この上質な佇まいは手に取ってやさしく、振ったらソフトな鈴の音が響き、セバスチャンが現れて…… という展開には残念ながらなりませんし、鈴の音も鳴りません。 ただ、部屋にそのまま置いてあっても、それがアダルトグッズだとは誰も気づかないでしょう。

亀頭を中心に攻めるアダルトグッズは、今までにもいろいろリリースされています。 それに手のひらにすっぽり収まるような小型オナホールは、ピンポイントに攻めるために用いられるなど、自分の快感ポイントを攻めるためのグッズの研究開発にはメーカーもきっと余念がないわけです。

昨年話題になりました、その形状からはとてもアダルトグッズには見えない「グルーミンカラーズ」です。 オナホールのようにサオ全体をすっぽりでさっぱりというよりも、亀頭のみをすっぽり覆って刺激するピンポイントタイプのグッズです。 現在は販売が停止されているようです……泣

キトースティックの使い心地としては、正直なところ、使い手を選ぶタイプのグッズです。 内部構造、といいますか、亀頭にかぶせる部分の内側には、フィンのようなゴム成型のひだが設置されていまして、これが見た目以上にゴリゴリ、グリグリと主張してきます。 合わせるローションは、ゆるゆるで乾きにくい「さいおなローション」「うぶじる」「おなつゆ」のようなタイプとの相性が良いようです。

見た目のとおり、カバー部分は大きめに作られています。 『んん? 私の亀頭はこんなに立派じゃないですよ?』なんて思いながらおそるおそるかぶせてみましたが、思いのほかサイズ的な守備範囲は広いように感じました。

「キトースティック」には小型ローターが内蔵されていまして、10パターンの振動が楽しめるのですが、これがまた強烈な刺激を生み出してくれます。

モーターと電源を内蔵するメーカーさんの努力には感涙ですが、モーターを作動させて本体をグリグリやると痛いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 ローターの操作については上部にあるボタンスイッチ1つで切り替え可能でかんたんです。

このスタイリッシュなアダルトグッズ「キトースティック」単体でイクには、グッズとの相性が問われると思いました。 しかし! 「キトースティック」のすごいところは、亀頭を攻める専門具だけあって「亀頭のどこがきもちいいのか」使用しているうちに、自分の性感帯をさらにシャープにあぶりだしてくれるのです。

たとえばサオが良い、カリが良い、スジが気持ちイイ!　という感じで、部位ごとに性感帯を認識することは、一般的なオナニーの中でも認識できるかと思うのです。 しかし「キトースティック」を用いたオナニーでは、「カリの右前が気持ちイイ」「カリの上部付け根が気持ちイイ」等、カリだけをフォーカスして、さらにカリの、どの部分が気持ちいいかを使用しながら明確に教えてくれます。

せがわPもカリ攻めは好きですが、まさか自分のカリの中でも右下のスジの横あたりが特に気持ちイイ!　なんて、人生で初めて知りました。

といった形で今日は「キトースティック」のレビューをお送りしました。 せがわPの「キトースティック」は、オナホを使用する前の前戯的な稼働で活躍してくれています。 「キトースティック」の強めな刺激でカリの感度を上げてから、いつものオナホールを使用するとまた快感にも変化が起こるので、いいですよ。 何より、自分の快感ポイントがさらに研ぎ澄まされたのは、大きな収穫でした。