バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「P.S Ange Pink」

今年の梅雨は本当に梅雨らしくてじめじめじめじめしていますね。
私にはひとつジンクスがあって、私がレインシューズを履いて出かけた日は、降らないんです。
普通の靴とか日傘だけしか持っていない日とかに限って降る、天気予報では1日曇りのはずだったのに降る……。
これ、なんとかならないですかね(笑)。

スリムなボディといい、やさしい色合いのピンクといい、ショップの店頭にあれば“初めてのバイブ”を買いに来た人でも手を伸ばしやすいオーラをびしびし放っていますね。

「P.S アンジュ」はシリーズ展開されていて、それぞれ形状とカラーの異なる全4種類がラインナップされています。
いずれも、一見するとシンプルなバイブですが、ちょ～っとした仕掛けが用意されている点にご注目ください。

ピンクは、先端がちょっとだけくぼんでいるのが特徴です。
ほかのアイテムを見ても、1本あれば2通りの楽しみ方ができるというところが共通しています。
クリトリスや乳首を刺激するのに適した形状で、前戯にも大活躍「ローズ」や、お尻のほうにも挿入可能な「ブラック」といった具合に。ちなみに私は「ブラック」も持っていますよ。
「これだけ細いなら怖くない!」という理由で手にしたビギナーちゃんから、自分の工夫次第で愉しみ方を広げられる中級者女子まで、幅広いニーズに応えてくれるシリーズだと思います。

いまは充電式がかなりのシェアを占めるようになりましたが、最初に手に取るなら電池式がいいというのが私に持論。
まず、買ってすぐに使えるのが理由のひとつ。
充電するのを待つ時間がいらないって、些細なことのようで確実に心のハードルを下げてくれます。
そして電池式はなんといっても、お値段がかなりお手軽。
これがふたつめの理由です。

「ピンク」も高品質のシリコンを使っていながら、2,000円以下です。
初めてのバイブ購入で、いきなり「これ!」と思えるものにヒットとするのはむずかしいもの。
だったらまずはお手軽価格の商品から試してほしいのです。
このブログやほかの媒体で高級バイブを勧めまくっておいて、こんなことをいうのもナンですが(笑)。
でも、いきなり10,000円のグッズを買うよりも、3,000円の3種類とか、8,000円のグッズ+2,000円のグッズとか、種類を試したほうが絶対いい。
お値段の張るバイブを買うのは、自分の好みがある程度見えてからのほうがベターです。

もうひとつ、このピンクをビギナー女子に勧めたい理由があるのです……が。
その前に、さっそく使っちゃいましょう!

使い方も、とてもシンプルな「P.S アンジュ」シリーズ。

長押しでスイッチONになり、その時点で最弱モード。
ボタンを押すごとに弱→中→強と切り替わっていきます。
これもビギナー女子におすすめしたいポイントですね。
真っ先に使いたいのが、このくぼみ。
ひと目見ただけで「セルフ前戯」に使いたい! と思いましたよ。
この先端、乳首に当てたりクリトリスに当てたりするのに、ちょうどいいサイズ感です。

強モードは人によっては若干ピリピリ感があるかな。
弱モード、中モードでも物足りないということはありません。
クリや乳首がすぽっとハマるほど深くはないのですが、「覆って」「押し当てられて」るのがちょうどいいらしく、ローターとしてもかなり優秀。

先ほどの、ビギナー女子にお勧めしたいというのがこれなんですよ。
バイブとして相性が合うかどうかは、その人次第。それは使ってみなければわからない。
でも、こうしてクリや乳首への刺激においては、確実に“使える”ローターなのです。
買って、一度使ったはいいけどなんだか合わなくてもう二度と出番がない……という心配はなさそうです。
繊細なところに押し当てたまま、ぐりぐり回すとか、変化を与えてみるのが桃子流です♪

セルフ前戯さえしておけば、挿入も驚くほどスムーズにできます。
最大直径2.7cmですもんね!
私は細身のバイブも大好きです。ビッグサイズな1本で「中がバイブでいっぱい!」感を味わうのも最高だけど、細身には細身なりのよさがある。

それは、きゅーーーっとすごい勢いで締め付けることです。
太いものだと「広げられている」ことになり、その無理やり感で嗜虐心が刺激されるのですが、細いものだと自分からぎゅーぎゅー締め付けにいくので、こちらは自分が主体的に楽しんでいる感があります。快感の種類がぜんぜん違うってことね。
膣内が自分の意志とは関係なく締まっていくんですよ。
女体の不思議を感じます。そして、これがとても気持ちいい!
これまた中をかき混ぜるようにぐりぐり回転させたりしてアクセントをつけると、いつまでも愉しめます。

だから、中級者の人も「こんなんじゃ物足りないかも」とは思ってほしくないんですよね。
動きを加えたり、自分でアレンジを加えることで、愉しみは無限大。
2,000円以下で、手に入る快感とは思わないくらい!
よくできた子ですよ、このバイブ。