バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「バイブラティッシモ ランボー」

近年、ラブグッズを「ブランド買い」する人が徐々に増えているのではないかと感じます。「ずっと使っていたあのグッズ、すごくお気に入りだから、新しいの買うときは同じブランドで」とバイブやローター、電マ、ローションなどをリピートするのって、ある意味とても効率がいいですよね。ハズシが少ないから。

その背景には、海外からいろんなバイブブランドが上陸したり、国内でも新ブランドが起ち上がったり、といったアダルトグッズ市場の背景があるのは間違いありません。

そんななかこの冬、注目を集めている新上陸ブランドが、ドイツ「AMOR」社による「バイブラティッシモ」です。いくつかのアイテムが同時発売されていますが、共通するのは「カップルで愉しめる」という点です。(しかしほんと、ドイツはラブグッズ大国ですねぇ。「ファンファクトリー」も「ウーマナイザー」もドイツ!)

このバイブ、何が楽しいって、スマートフォンで簡単&多彩な操作ができる点です。もちろん、バイブ本体だけで愉しむこともできるんですよ。側面にスイッチがありますが、とても目立たない。あえて目立たないように、デザインされているんでしょうか。

ここで操作してもいいのですが、「バイブラティッシモ」ブランドの醍醐味はスマホ操作にあり! なので、ここではそちらをメインにレポートしたいと思います。

「でも、スマホと連動ってめんどくさくない?」
そう思う人がいることも私は知っています。いえ、正直いうと、いままでめんどくささを感じるバイブもありました。そんな私がはっきり言うので、信じていただきたいのですが……。まったく面倒ではありません!

パッケージを開けて準備が整ったら、1分後にはもうこの高性能なバイブを堪能できるんですから、不満が残ろうはずもありません。

ここでひとつお断りしておかなければいけないのですが、上の画像で「Vibrtissimo」と3つ表記されているのは、私が同ブランドの商品を3モデル持っているからです!  (「ビッグバイブ」「パンティバスター」というモデルをそれぞれ1台ずつ所有)
通常は、1項目しか表示されません。3つも表示されると、どれがどのバイブラティッシモかわかんないんですよね。実際、私が適当に「これかな?」と思って選択し動かしてみたところ、クロゼットからヴヴヴッ……と音が聞こえました。

……ね、よくできてるでしょ。さあ、準備はほんとこれだけなんです。すべて整いました。さっそく使ってみましょう。

……と、準備の話で大事なことをお報せし忘れていました。このバイブは、「電池式」です。バイブラティッシモの他モデルは、充電式。これだけ電池式。いいですよね、電池式だと買った後に充電する必要がないのですぐに使えます。ただし、それは電池が同梱されている場合に限ってのお話です。このバイブは……されていないんですよねぇ。完全に別売り。

ショップで「電池の用意はございますか?」とひと言いってくれるところはいいのですが、そうでなければちょっと手間がかかるかもしれません。

ハイ、ようやく準備万端～。すでにBluetoothで連携しているあるので、さっそく膣内に納めて、スマホでの操作を愉しみます。

特に説明書を読まなくても、あれこれ試すうちに操作方法はすぐにわかります。 画面上部は振動が強くて、下部は弱い。 今回は私ひとりで試しましたが、スマホを操作するのとバイブの反応にタイムラグがないので、遠隔操作プレイを愉しみたいカップルは、離れていながらも直接バイブを動かし、女性の快感を支配しているような感じを愉しめると思います。

振動は、一般的なバイブと比べると弱めかもしれません。 でも、最近のバイブは「いや、こんなに強くなくても」レベルの強い振動が用意されていて、結局そのモードは使わない……ってことが多いですよね。そう考えると、この振動強度じゃ物足りないってことはないと思います。
遠隔操作の楽しさばかりに目がいきますが、バイブとしてもかなり優秀です。

そして、サイズ感がとてもいいですね。 私は「バイブラティッシモ ビッグバイブ」もすでに試していますが……。

まるで大人と子ども。 「ビッグバイブ」は使う女性をかなり選びます。オススメできるのは、中級者以上の女性のみ。その点、「ランボー」は初心者でもするりと入る小ぶり感が、高く評価できますね。

また、両者は素材も異なります。 同じシリコンでも「ビッグバイブ」は表面がペタペタしているのに対して、「ランボー」はさらっとした感じのマットな素材。私は後者のほうが好みですね。前者は、ほこりなどが付きやすいからです……。

オナニーでも、セックスでも、露出プレイでも!  一本持っていれば、いろんなシーンで愉しめる「ランボー」。そして、スマホとの連携にこだわり新しい価値観を提案する「バイブラティッシモ」ブランド。個人的に、今後の展開がむちゃくちゃ楽しみです!