バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「Ooh by Je Joue」

クリスマス目前ですね～。 こうしたイベントのときにラブグッズをプレゼントし合う習慣が広まれば……と毎年願っていますが、まだまだですね。 オトナのオモチャ=いかがわしいもの、というイメージが世間ではまだ根強いのでしょうか。 ここ、エムズのブログを見ているみなさんは、そんなことありませんよね!?(←強い口調)

男性が見た瞬間にプレゼントしたくなる、もらった瞬間に女性が歓声をあげるラブグッズもあるんです。来年はそのことをもっともっと周知していく活動をしていきたいなぁと思っていますが、今回はその代表格となってくれそうな超～すてきバイブを試しちゃいましょう。

んんん? どれもオシャレなパッケージですが、なぜ3つあるんでしょう……? そして、真ん中を除くと、サイズが小さめです。バイブじゃなくてローターなんでしょうか?

さっそくタネを明かすと、右端の白いものがバッテリー&ローター。これに真ん中のピンクをかぶせればバイブになり、左の黄色をかぶせればエッグ型ローターになり……と着せ替えて多彩な刺激を愉しむグッズなんです。なにこれ、むっちゃ楽しそう!

「Je Joue(ジェ・ジュー)」はイギリスのラブグッズ・ブランドで、私もお気に入りです。 「Je Joue FiFi」を愛用していますが、これまでは上質感漂うオトナな印象のラインナップでした。

カラーリングもシックだし、肌触りもマットで滑らか。それがこんなポップなアイテムを打ち出してくるとは、驚き!  バイブといえど、世界のトップブランドはやはり大胆ですね。

この真ん中の丸い部分がオン/オフボタンです。 試しにバッテリーだけで振動を確認すると、なるほど、これだけでも使えちゃいそうですが、デザイン的には味気ないですね。

充電終了後、No.1にセットしてみました。かわい～い。 鮮やかなレモンカラーが目にもまぶしいですね。 全体的に平たいので、ピンポイントで刺激するだけでなく、面での刺激もできそう。

あまりにピチッとはまるので、「これ、外すときはどうするのかしら」と思ったのですが、両手で持ってぞうきんを絞るときのように軽くひねると、外れます。 では、No.2もセットしてみましょう。

子どものときにリカちゃん人形で遊んでいたことをふいに思い出しました。 女の子っていうのは、潜在的に着せ替えが好きなのかもしれませんね。どっちがいいかな～、と着せ替えていると、それだけでワクワクします。 加えてオトナの着せ替えは、淫らな期待感を膨らませてくれます。

そう、おしゃれなだけではダメ。 「Je Joue FiFi」でその実力のほどを知っているので、安心して身を任せられますが、何しろ新機軸の「Ooh」シリーズです。 新しい快感と出会えるのでしょうか?

ローター → バイブの順で試すのが王道! まずは、黄色のNo.2の出番です。 うっすら凹んでいる円形の部分を押すと、ちょうど先ほどお見せしたバッテリー部のスイッチを押すことになり、振動がスタート!

実は使用前に、バッテリーの振動が細やかだったので、こうしてアタッチメントをかぶせると吸収されてしまうのでは……と危惧していました。が、余計な心配だったようです。 弱モードの振動でも、十分な刺激となって伝わってきます。が、ビリッとくるような粗い振動ではないので、慣れている方だと最初から強モードでもいいかもしれませんね。

最初は、エッジの部分……といっても曲線的なのでやわらかな当たりですが、そこを鼠径部あたりにツツツッと這わせてみました。 背筋にざわざわっとしたものが走ります。こうして自分で自分に前戯するのも大事。 男性のみなさん、グッズを手にしていきなり性感帯にGO! は、せっかちすぎますよ。

続いて面の部分を使ってみましょう。入り口を塞ぐようにして、ぎゅーっと押し当てます。 素材がマット感のあるシリコンなので、ひやっとした感じもせず、すぐに肌となじんでくれます。 そしてブルブルという振動が粘膜にも伝わってきて、ああ、いますぐピンクに着せ替えて挿入したくなるほど。

そんな自分をなだめてクリトリス刺激へ……。 ちょっとローションを足すと、しっとり感のある素材とやさしい曲線との相乗効果でつるつると滑らかに性器の上をすべり、敏感な部分を見つけ出してくれる、このローター。う～ん、たいへん優秀です。 これだけ単体で売っていても、私、買っちゃいそうですね。短時間でイクこともできるし、ソフトな振動を長くじっくり愉しむこともできますから。

でもこの夜は後者。 着せ替えの愉しみがあるとなると、イク寸前でのおあずけ状態も苦ではないのです。ピンクのNo.2に着せかえ、ここにもローションをたっぷりまぶして、お待ちかねの挿入……。

先端がゆるやかな流線型を描くタイプのバイブは、ほんとうに挿入がスムーズです。 黄色のNo.1での前戯が功を奏していたというのもありますが、何の抵抗もなくするっと中に飲み込まれていきます。 刀が鞘におさまるように、本来あるべき場所に収まっていく感じ。

膣内で感じる振動は、ちょっと弱めです。 いえ、違いますね。 実際には弱くないのです。バッテリー&ローター部の振動は、バイブの先端にまでちゃんと伝わっています。 でも、思ったほどの刺激をキャッチできないのは、なぜ……。

答えは、手に気を取られるからです。 このバイブは持ち手の部分=ローターそのものなので、手がダイレクトに振動を感知してしまい、どうしても膣内のほうに意識がいかないのです。

ということは、このオモチャはカップルで使うのがいいんでしょうね。 男性がこのバイブを手に彼女を刺激する方式だと、女性は別のところに意識を持っていかれず、ちゃんと膣内で振動を愉しめます。 しかも、強すぎない適度な振動なので、初心者女子がバイブに慣れるために使う一本としては最適でしょう。

私のように中級者以上の女子には、振動をMAXにしてもちょ～っと物足りないかな。 だったら、もっともっと着せ替えちゃいましょう!
同梱されていたカタログを見ると、「Ooh by Je Joue」は着せ替え用のアイテムがほんとうに豊富なんですね。

しかもバッテリー&ローターは、今回のものよりさらに一回り小さなものが用意されているようで、ローター付きリングになるなど、また別の愉しみ方を提供してくれている模様。

まだ日本未発売のものもあるようですが、それはつまりこれから先に愉しみがあるということ。 まずは今年のクリスマスにバッテリー&ローターと、着せ替えアイテムを1点購入し、今後は毎月1個ずつ買い足していく……なんて、ちょっとキザでしょうか。 でも、私が彼女だったら大喜びです。絶対に。

そんなロマンチックな小道具にもできる「Ooh by Je Joue」、ラブグッズは単に快感をもたらすだけのものではなく、コミュニケーションツールにもなりうるものだということがよくわかりますね。 バイブコレクターとして、これからも推していきます!