バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「olivier」

春から夏にかけて、楽しみにしていたイベントが壊滅状態です。
かなまら祭り行きたかったなー、レインボープライドも行きたかったなー。
そんなこと考えていてもしょうないので、日常のなかに小さな楽しみを見つけることにしています。

こんな動画をあげたら思わぬ反響があって、「あー、同じふうに考えている人多いんだなー」「クスッしていたいよねー」と実感できました。
今回は、この動画に出てきたバイブの紹介です。

さっきのTwitterに「名前をつけようよ」というコメントをいただきました。
たしかにバイブってああ見ると生き物みたいですよね。
商品名が「オリヴィエ」とすでに名前っぽいのですが、ルンバに名前を付ける人もいるくらいですから、自分独自の愛称で呼ぶのもグッドアイデアですよね。

パッケージの写真を見ていろいろ気になる点はあると思いますが、まずはバイブ本体の解説をさせてくださいね!

「?」の上の部分を思い起こさせる形状ですね。これは挿入したら、どんな感覚を引き起こすのでしょうか?

まぁ、そうはいっても最大直径は3cm。
本当に頭でっかちのものだと挿入がスムーズにいかない人も多いので(私も)、ビギナーさんには勧めないのですが、この程度ならその心配もないでしょう。

薄くて小さめなクリバイブ、それでもバイブとの角度が狭いので、ぴったりフィットしてくれるでしょうか。

ケーブルはUSB接続したうえで、底部に空いている穴に差し込みます。
それ自体はめずらしくもなんともない構造……なのですが、実はここに挿し込むものがもうひとつあるのです。

通常のバイブは、まず挿入するのが第一。
一本タイプであれば、刺激できるのは腟内オンリーですが、クリバイブが付いていれば中と外の2点責めをできます。
「2点かぁ、少ないなぁ」と思ったことは一度もありません。それで十分じゃないですか。
グッズを使わずに自分でするときも、左手と右手しかありませんし、どちらも使うとはかぎりません(どちらか片方はスマホ持ってたりするので)。

カップルでのお愉しみなら、両手+口がありますね。
以前「鼻も使えるよ!」という男性がいました。何かと思えば、前戯のときに両手で両乳首を刺激し、舌で膣口をクンニし、鼻をクリトリスに押し当て……ということだったのですが、こちらとしては鼻をグリグリされても当たりどころも力加減もいまひとつ過ぎたので、カウントしていません(笑)。男性としても、頭がとっちらかっちゃいますよね。
そこで、このバイブです。小型ローターは2つ付いています。

これは楽しみですね!
でも、ちょっと待って。主役はあくまでバイブレーターだと思うんです。
ローターで攻めの範囲が広がっても、肝心の挿入感がよくなかったらそれはそれでがっかりです。
このバイブの実力や、いかに……?

まずローターでセルフ前戯をしてから、挿入といきたいじゃないですか。
そこもちゃんと考えられていて、バイブとローターを別々に操作できます。

ローターだけ使う場合も、ボタンを押していけば振動強弱やパターンを切り替えられます。
細長いのとエッグ型のと2種類ありますが、どちらもオーソドックスなピンクローター。
敏感なところに当てれば、瞬時に気持ちよくなれます。

カップルで使うなら、ひとりに1ローター持ってお互いに刺激するなんてプレイもありですよね。
そして満を持してバイブを挿入!
セルフ前戯で十分に濡れていれば、スムーズに挿れられるはずです。

ここで、注意していただきたいのがぐいっと奥まで挿れること!。
理由はあとでお話しますね。
写真のとおり柔軟な作りなので、奥まで挿れるのが苦痛ということはないでしょう。

振動はしっかりしているけど強烈でなく、サオ全体が均等に震えます。
バイブレーター単体でみても、十分に高性能であることがわかります。
小さいながらクリバイブも健闘していて、クリ刺激もばっちり。これで2点攻め完成です。

さー、この状態でローターを使ってどこを刺激します?
王道はやっぱり乳首ですよね。
せっかくローターが2つあるんですから。

確実に乳首まで届きます。身長を気にする必要はまずないでしょう。
女性に挿入した状態のまま、男性にローターを使うというのもアリですよね。
ふたりで同時に気持ちよくなれる、そういう意味ではカップル向けグッズともいえます。

で、奥まで挿れてといったその理由。
特に、女性がひとりで使うときにはぜひそうしてほしいのです。
なぜなら、ぐいっと挿し込んでおくことによって「抜けにくく」なるからです。

ひとりで使うときは、バイブを挿入した状態で、両手でローターを使いますよね。
そのときに、奥まで挿れておかないと、腟圧でバイブが抜けそうになるのです。
かといって、手でバイブを押し込んだままというのでは、あまりにもったいない……。
それが、奥にまで挿れておけば抜けにくくなるのです。「?」のような湾曲はそのためだったとわかります。
ハンズフリーになれるんですね! よく考えられているな～。

これで、心置きなく4点攻めの快楽に溺れることができます。
こんなに愉しめて、このお値段はちょっとびっくり。
自宅にいる時間が長い今、時間をたっぷり取って使ってほしいバイブです。