三尾やよいのディルド一本勝負 「New ダブルスキンディルド S」

私が一人暮らしをしていたとき、花金の一番の楽しみは、飲み会でもデートでもなく、1秒でも早く帰って、時間をたっぷりと贅沢に使って性活することだった。女にも、「あーーー今この瞬間誰でもいいからめっちゃヤりたい!!!」と魔が差す瞬間があると思う。

しかし、彼氏と遠距離恋愛であろうとも、気になる上司から飲みに誘われ(る妄想をし)ようとも、私はブレない。ディルドを突っ込めば気持ちもスッキリ。ディルドを使って、ローリスク、ハイリターンな性活を謳歌する。

握るとこのくらいのサイズ。カリの大きさもGOOD。タマには小さなボールのようなものが入っていて、手触りが気持ち良い。で、これの何が「ダブルスキン」なのかと言うと……

竿をしごくと、皮がビローンと下に溜まる! 一般的なディルドよりも、皮がビロビロと伸びるのだ。無機質なディルドと異なり、ふにゃんほにょんとした手触りで、ついつい触りたくなる柔らかさ。置くと「プルプルッ」と振動するほど柔らかい。

ところでシリコン製品って、匂いが気になるときありますよね。自分も、普段使いしてる水筒が重く「折りたためるシリコン製のボトル」なるものを購入してみたんだけど、使ってみたらゴムの匂いがキツくて飲めたものじゃなかった。

さて、ダブルスキンディルドの匂いを嗅いでみる。うーん、ほのかにゴムっぽい匂いはするけれど、気になるレベルじゃない。深呼吸して「おお、ゴムの匂い」と分かる程度。イイカンジ。

出会って3秒で挿入! ということで膣に押し付けるも……入らない。さすがに、濡れてない時に入る大きさではない。 気を取り直して、ディルドの先端に伸びの良いローションを我慢汁大だけ出してから膣にあてがうと、まだ自家発ヌレしていないのに、ヌルンチョと入った。「あぁ」思わず声が漏れる。

はじめの 挿入はちょっと大きく感じて、声が出る。しかし、ぎゅむっと押し込むも、半分くらいしか入らない。 「膣が細くて入らなーい★」と諦めず、その半分挿入した状態で、ピストンを続けてみて欲しい。快感を感じている間に、棒が自然と膣に飲み込まれ、気付くとタマギリギリのところまですっぽり挿入してしまえる。

意外なことに、皮に浮き出た筋たちがいい仕事をして、膣の入り口をズリズリと刺激してくれる。長さは膣の一番奥からちょい手前くらいの「痛い!」と思わないところくらい。

太さは、膣内がパンパンになってヒリヒリしないけど、スカスカともしないくらい。「Mサイズじゃないと物足りないのでは?」と危惧していたが、Sサイズでじゅうぶん喘げるサイズ だった。

ダブルスキンだけあって、全く硬くない! 「硬くない=良いディルド」とは限らないけど、手触りがよくて膣内でも優しいタッチなので、長時間ノーストレスで挿入していられる。硬いディルドだと、ピストン中に間違って別の方向に挿れてしまい「イデッ」となる時がたまにあるけど、これは柔軟性が高いので違う方向になっちゃっても痛くない。

バックや騎乗位を試してみる。まあまあできるけど、ちょっと長さが足りない? 結局、M字開脚して吸盤部分を持ってピストンするのが一番気持ちが良い。

快感に疲れてボーッとしながら片付ける。「とりあえずあとで洗おう」と、お肌にやさしいウエットティッシュで拭くも細かい筋の模様が多くて、そのひとつひとつに濡れが入っちゃってる。片付けのことを考えると、ツルッと拭ける装飾のないディルドがいいなぁとも思っちゃう。

まあ、丸洗いすれば問題なし。片付ける場所はもちろん、100円均一で買ったダイヤル式の鍵を付けた大きいポーチ。 肌色のちんこ型、リアルなデザインで典型的な「見られたらヤバイデザイン」なので、ついうっかり部屋に放っておくことはできないけれど、まんこをじゅうぶんに潤し癒してくれる存在感は大きい。

最近挿入系グッズがご無沙汰だった自分に、挿れる気持ちよさを思い出させてくれたワルいヤツ、ダブルスキンディルド。

歴史的に見ても、女性のストレス解消道具としてこういったものが使われてきたというくらいだから、使えるチャンスを見計らって定期的に使っていきたい! とディルド愛を再燃させる商品だった。