日本ではペペに代表されるような、
とろーりぬるぬるしているのが良く分かる水あめのようなローションがポピュラーですね。
こういったローションは水溶性ローションといい、精製水をベースに作られています。
しかし欧米ではシリコンから作られたシリコンローションに人気がございます。
理由は、水溶性にはない皮膚感覚の伝達性。
ローションのぬるぬる感を楽しむためではなく、セックス時の摩擦をスムーズにしながらも
よりダイレクトなパートナーからの刺激を楽しみたいという側面から支持されているようです。
そのため、特にゲイの方に人気だそうで。
水溶性では得られない、締まりのキツさだったり腸内へ伝わる刺激が良く感じ取れるのでしょうね。
メンブレンもそういったシリコンローションの一つです。

手に取るとサンオイルのような感じで、さらっとトロっと出てきます。
粘度・糸引き共になく、伸ばすとまさしくオイルのような感触です。
水溶性ですと水に触れている感じですが、こちらは皮膚になじんでいくようなマットな手触りです。
そのまま伸ばして拡げていくと、水溶性の場合は薄くなった部分が乾きだしたりするのですが
シリコンローションは全く乾くことなく、油をまとったかのように滑らかに伸びていきます。
子指程度の量で両手のひら満遍なくぬるぬるになってくれるのは凄いです。
そのため何度もローションを足す必要がなく、コストパフォーマンスに優れているといえます。
また、塗布するとオイルのように光沢が出ますので
パートナーの全身に塗れば妖艶な魅力を引き出すことができます。
ホールに使用するのであれば、構造が複雑な無次元系や、
やわらかいまったり系を使用するとホールの持ち味を存分にお楽しみいただけると思います。
欧米で人気のシリコンタイプということで外国製かと思いきや、メンブレンは安心の日本製。
そのため外国製と比べて価格も抑えることができております。

コストパフォーマンスもよく乾き知らず、といいことだらけのローションですが、
いくつか注意が必要な点もございます。
まず後処理が少し大変なこと。
拭けばサッと落とせたように見えますが、実はしっかり残っています。
とても薄く延びる分、目でわかりづらいので、そのままの手であちこち触らないようにしましょう。
洗う際も石鹸で数度洗う必要があるのですが、
そこは水ベースのローションでも沢山使えば大変なのは一緒ですので
一概にどっちの方が後処理が大変かとは言えないですね。
また、シリコンベースということで一部のシリコン製ホールやバイブ、コンドームに使用するとダメージを与えることがございます。
特にコンドームは最悪破れることがございますので、大丈夫かどうかきちんと素材を確かめてからご使用いただきますようお願い致します。

色:なし
味:なし
香り:なし
粘度:低い■□□□□高い