バイブコレクター桃子の大人のおもちゃレポ 「Fun Factory DARLING DEVIL」

梅雨が長くて、日照時間が短い毎日がつづいたと思ったら、いきなりの猛暑ー!
みなさん、体調を崩されてはいませんでしょうか? 毎年ボヤいてすみませんが、私はもうバテ気味です。
夏の夜といえば、怖いお話はお好きでしょうか。私ははっきりいって、苦手を通り越して無理です。
一番怖いのは、日本のホラーですね。絶対見ない。欧米のホラーは宗教観とかがわからないせいか、たまに怖いポイントがわからないこともあります。という話をしたのも、本日のテーマが“悪魔”だからです。

明るくポップなカラーが持ち味のFunFactoryのなかではめずらしい、シックな佇まい。
マットな質感のシリコン素材が、黒をより深くいものにしています。

角が2本生えている!?
商品名にそのままありますが「デビル」なのです。
日本のバイブは、かつて“人形”に寄せたものが多かったことは、みなさんご存じですよね。
木彫りっぽい、なんだかちょっと怖い顔が亀頭部分にあしらわれていました。
“性具”を売ってはいけなくて「コレは民芸品なんですよー」って体(てい)で売らなければいけなかった時代の名残だそうですが、私がバイブをコレクションしはじめたころにも、まだちょいちょい残っていました。

正直いうと「挿れたい」とは思わなかったですよね。むしろその逆、な～んか抵抗感ありました。
いまとなっては見てるぶんには味わい深いとも思うのですが、やっぱり「素敵」ではなかったのです。

そこにくるとこの「ダーリン・デビル」は「ここが人形の頭なのだ」とはっきりわかりながらも、かわいさ抜群。
デビルというわりには怖くなくて、愛嬌を感じるほどです。 シリコン素材は先ほどもお話したとおりマットな質感なので、手で触れるともちっとやわらか。
埃がつきやすいのがちょっと難点なのですが、色が黒だけに汚れがつくとすぐにわかるので、その都度洗えばいいのです。

クリバイブの位置、かなり低めです。ということは、ぐいっと奥まで挿れないと届かないってことです。
でも、この素材でのクリバイブには期待大。

「バッテリーはこの中に入っていませんよ」と表示があり、さらに電池にイラストがある。
となると、誰もが「電池式ね!」と思います。私も先ほどそう書きました。

たしかにFunFactoryは、電池式のグッズもコンスタントにリリースしています。
充電式のほうが技術的にはむすかしいのでしょうけれど、電池式がいいか充電式がいいかは、人それぞれ。
使うときのシチュエーションにも寄ります。
だから充電式オンリーにしないのがFunFactoryイズムってことでしょう。

でも、このバイブはもっとすごい。「ハイブリッドバイブ シリーズ」と銘打たれたシリーズのひとつなんですが、電池でも充電でも動くんです。
ただ、そのための充電ケーブルは、パッケージされていないので別売のを買ってくださいということ。

私の場合は、これを買わなくても他のFunFactoryのアイテムから、充電ケーブルだけ拝借してくればいいので助かります♪
むしろ、毎回ケーブルついてくるのもったいないと思っているぐらいです。
だって、うちにこのケーブルだけで何本あるのよって感じなのでw

それはさておき、これから買う人であればこのキットも一緒に買っておくのが絶対おすすめ。
本国のHP見ると、この「ハイブリッドバイブ シリーズ」は数種類がラインナップされていて、面白そうなものも含まれています。
つまりこれから日本に入ってくる可能性も大ってことだから、いま買っておいて損はないです。
でも今夜は、すぐに使いたい気分だから電池でね。

まず第一に試したのは、デビルの角ですよね!
これがまた、乳首やクリトリスをはさみやすい形状なんですよ。 セルフ前戯が捗るに決まっています。

スイッチを入れた直後の最弱モードでは、本体が振動しているように見えないのに、角の部分だけ細かく震えているのがわかるでしょうか。
これを敏感なところに当てた瞬間、このデビルの長所がわかります。
振動音にも表れているとおり、重々しい振動です。でもこれは、やさしい振動でもあるのです。
軽い振動だと、かえってビリッとした痛みになります。

重い振動で両サイドからやさしくなぶられる、これこそが気持ちいいんです。振動音が高いローターは要注意ですよ!

それにしても、この角、むちゃくちゃ優秀だと思います。
幅が「ちょうどいい」んですよ。
クリや乳首だけじゃなくて、耳たぶだってはさめるし、おしりの穴を責めるにもぴったり。
カップルユースにも超向いてますね～。
一方、挿入がスムーズかどうかは人によって分かれるとこだと思います。
先端に角があったり、全体的に凹凸があったりするので、形状的に入りやすいとはいえません。

セルフ前戯をたっぷりと&ローションもたっぷりと……とすれば、かなり違います。
中でも気持ちよくなりたい人は、いつもより入念な準備をお願いします。
入ったあとは、やはり重々しい振動が効いてきます。
ヘッド部分が少し入っただけでも、奥まで振動がしっかり届いていく感じ。
だから、無理していきなり奥まで挿れようとしなくていいんです。

少し挿れたら骨盤のなかに振動が広がり、気持ちよくなって、膣が「もっと奥へ」と迎え入れてくれる。
それでもうちょっと奥に進んで、またそこでじーっとしていれば、さらに奥に進める……。
時間はかかりますが、その価値ありです!

奥まで届いたときには、もうイクとかイカないとかどうでもよくなってましたね。頭がボーッとしちゃって。
でもそこへ、クリバイブが襲撃をかけてくるとなると、そりゃ理性も失うわけです。
私の頭では、デビルの角が膣口をくすぐっているイメージ。
かわいいデビルにすっかり翻弄された……そう感じた夜でした。
挿れるのやっぱりむずかしい～という人は、無理に挿入しなくていいと思います。
角を使った前戯だけでも、大活躍。
そのうち「いまなら挿入できるかも!」ってタイミングがくるかも……!?
デビルくんとは気長におつき合いしましょう。