チクニールのアナルファクトリー 古風なデザインの「アナルローターセピア」が超カッコよかった

こんにちは、チクニールです。皆様はローターは使いますか? チクニールは全然使いません!!
しかし、この世には「アナルローターセピア」というものが存在します。"アナル専用"と謳っており、エムズでもアナルコーナーで販売しております。「どうみても普通のローターじゃん!」と思いつつ、今回はアナルにどのような使っていくかを探っていきたいと思います。

バイブやローターを手がけるアダルトグッズ業界の老舗・ワールド工芸が製造販売する質実剛健なローター。すでに発売から10年以上経っており、現行品としては古参のローターになります。

とにかく色々な意味で無駄がなくシンプルです。段階で振動モードを変えられたり、LEDが光ったり、そんな機能はありません!
防水機能? ありません!
静音性? 気にしたら負けです!

これらは全てジョークグッズです! くれぐれも!

チクニールは何度かマンガやAVなどの作品で「アナルローターセピア」を見かけたことがあります。もはや職業病ですが、作品で登場するアダルトグッズを見るとメーカーと製品名が真っ先に浮かびます。
おそらく作家さんが参考のために購入したものがたまたま「アナルローターセピア」だったのかわかりませんが、100%ローターだとわかるよう表現するために描いたのだと思います。

またハード系AVで有名なベイビーエンターテイメントの作品では「アナルローターセピア」を何十個も使い、女優さんを拘束して乳首やアソコに固定してプレイしていました。あんなに大量の「アナルローターセピア」を見たのは初めてでした。まさに"エロ映え"するローターです。そんな業界の方々に愛されているのが「アナルローターセピア」なのです。

スペック上で比較すれば、最新型のローターには遠く及びません。しかし、そんな比較は無意味です。「セピア」はその名の通りセピアなレトロなローターであり、他のローターと比較してどうのこうの言えるものではないのです。
実はローターというものは流行り廃りが非常に早く、発売して1年で廃盤なんてものも少なくありません。「アナルローターセピア」は発売からすでに10年以上、それでいて今でも売れ続けている不思議なローターなのです。

例えれば、昭和を懐かしむような、ロシア人がソ連時代を懐かしむような、ドイツ人が東ドイツ時代を懐かしむような……。「色々不便だったけど、なんかしっくり来るなぁ」というような淡いノスタルジーな感覚すら覚えるローターです。 (もちろん最新型のローターも良いです!)

今でも「セピアありますか?」と探しにきて、まとめ買いしていくお客様もいらっしゃるほど根強い人気を誇っています。ローターも色々あるし、日々進化してどれも垢抜けていてオシャレだし高性能で良いんだけど、なんか違うんだよなぁ……というローターガチ勢の方々に圧倒的な支持を得ています。

本題に入りますが、この商品の正式名称は「アナル専用ローター セピア」です。"アナル専用ローター"って他に聞いたことがありません。「ローターにアナル専用も何もあるもんか!」と思いますが、そもそも「アナルローターセピア」一番の特徴は最新型のローターでも通用するハイパワーな振動です。

皆様もご存知の通り、アナルに振動の弱いローターを入れても大して感じません。推測ですが「アナルローターセピア」が発売された当時はローターといえばピンクローターが主流で、小型でハイパワーなローターがほとんどなかったのだと思います。そこでアナルの刺激にも通用するハイパワーなローターをアナル専用モデルとして発売したのが「アナルローターセピア」なのだと思います。

アナルに挿入する上で、気になるのが、使用後水洗いできるかどうかという衛生面での問題ですよね。「アナルローターセピア」は残念ながら防水ではありません。発売された時代を考慮すると小型でハイパワーなのはすごいですが、防水機能がないのは仕方がないのかなと思います。

隙間から水が入ったら速攻で壊れそうなので要注意です。

そこでアナルに使うにはコンドームを被せて使うほかありません。
「アナルローターセピア」のサイズなら初心者にも優しい挿入感が楽しめます。コンドームを伸ばして、中に入れて、そのまま挿入してみましょう。小ぶりながらハイパワーな刺激が楽しめます。

使用後はティッシュや布などで拭き取り、グッズ専用クリーナーなどでお手入れして保管しておきましょう。

かなり小さいですが、ハイパワーな小型モーターが搭載されているので、しっかり刺激を味わえます。淫猥な深紫のカラーが興奮を誘います。こんなプラスチックな感じもレトロさを感じさせます。

ケーブル部分。防水加工はされていません。

パッキンやシリコン加工もされていないので水洗い不可です。最近の製品は、ケーブルの根本がシリコンのパッキンなどで覆われていますが、この通りケーブルの周りはスカスカです。

コントローラー部分。無断階調整のスライド型スイッチです。ぶっちゃけそこまで細かく調整は効きません。

謎ミラーが装備。
昔のグッズで時々見かけたミラーがコントローラーに搭載されています。もはや懐かしいレベルです。
最新のローターではまず見かけませんが、昔のローターやバイブのコントローラーには何故かミラーが付いていました(もしかしてワールド工芸製品だけ?)。たしか、使っているときにミラーに写っている姿を見て恥ずかしがるのを楽しむため……のミラーだったような気がします。とにかく今の製品には見かけません。
車で例えると100km超えるとスピードメーターからキンコンキンコン警告音が鳴るぐらい懐かしいものを感じます。

電池ボックス部分。単三電池2本を使用します。

極めてシンプルな構造です。

一見チープなようにも感じますが、意外とプラスチックに厚みがあり、しっかりした構造で歪み等はありません。蓋もパッチリ閉まります。

Made in Japanの文字が誇らしげです。ワールド工芸製品は今どき珍しい日本製が多いことで有名なメーカーです。

パッケージにも日本製のステッカーが貼ってあります。中国製がほとんどのアダルトグッズ業界で日本製はかなり少数派なのです。ワールド工芸はまさに質実剛健という言葉がよく似合うメーカーですね!

パッケージも小さいし、お店ではちょっと見つけにくいローターですが、わざわざ探しにくるお客様がいらっしゃるほど、ユーザーのリピート率が高いローターです。
10年以上モデルチェンジもなく、変わらぬ良さが圧倒的な支持を得ています。ワールド工芸さんには今後も製造し続けていただきたいです!

アナルグッズとしては初心者向けになりますが、上級者であれば小ぶりなので2～3個まとめてコンドームに入れてアナルに挿入するという使い方もアリだと思います。ここはひとつ初心に戻って「アナルローターセピア」を試してみては?